あい-じるし 意味

発音を聞く:
  • アヒ― [3]
    【合(い)印】

    (1)器物が一組であることを示すために,蓋(フタ)と身などにつけておくそろいの印。合い判。
    (2)(「合標」とも書く)裁縫・木工などで,二つの物を合わせる時,ずれないように合わせ目の要所につける印。
    (3)「合い印(イン)」に同じ。
    (4)戦場で,敵と区別するために,兜(カブト)や鎧(ヨロイ)の袖,馬具などにつけるそろいの印。

関連用語

        あいじるし:    【合(い)印】 (1)器物が一組であることを示すために,蓋(フタ)と身などにつけておくそろいの印。合い判。 (2)(「合標」とも書く)裁縫・木工などで,二つの物を合わせる時,ずれないように合わせ目の要所につける印。 (3)「合い印(イン)」に同じ。 (4)戦場で,敵と区別するために,兜(カブト)や鎧(ヨロイ)の袖,馬具などにつけるそろいの印。
        じるし:    【印】 人名や事物名の下略形に付いて,その人や事物を遠まわしに言い表すのに用いる。 「それはさうと,丹―はどうしたのだ/人情本・辰巳園(初)」
        いえじるし:    【家印】 商家などで,自分の所有であることを明らかにするために道具類につけた記号。
        いえ-じるし:    イヘ― [3] 【家印】 商家などで,自分の所有であることを明らかにするために道具類につけた記号。
        いちじるし:    【著し】 〔「いち」は接頭語。中世以前は「いちしるし」〕 ※一※ (形ク) 「いちじるしい」に同じ。 「例の所ならぬ所にて,ことにまた―・からぬ人の声聞きつけたるはことわり/枕草子 150」 ※二※ (形シク) ⇒いちじるしい
        いち-じるし・い:     [5] 【著しい】 (形) [文] シク いちじる・し (古くはク活用。シク活用は中世以降) 際立っていて目立つさま。はっきりとわかるさま。めざましい。明らかだ。「成績が―・く向上する」「科学技術の―・い進歩」 いちじるし [派生] ――さ(名)
        いとじるし:    【糸印】 裁縫で,糸でつけた印。へらやルレットの使えない布に用いる。
        いと-じるし:     [3] 【糸印】 裁縫で,糸でつけた印。へらやルレットの使えない布に用いる。
        うまじるし:    【馬印・馬標】 戦場で,武将が敵味方の識別や自らの存在を誇示するために用いた目印。豊臣秀吉の瓢箪(ヒヨウタン)に金の切裂(キリサキ),徳川家康の七本骨の金の開扇(カイセン)などが有名。馬幟(ウマノボリ)。 →指物(サシモノ)
        うま-じるし:     [3] 【馬印・馬標】 戦場で,武将が敵味方の識別や自らの存在を誇示するために用いた目印。豊臣秀吉の瓢箪(ヒヨウタン)に金の切裂(キリサキ),徳川家康の七本骨の金の開扇(カイセン)などが有名。馬幟(ウマノボリ)。 指物
        かさじるし:    【笠標】 戦場で敵味方の識別のために兜(カブト)に付ける目印。多く布を使う。
        かさ-じるし:     [3] 【笠標】 戦場で敵味方の識別のために兜(カブト)に付ける目印。多く布を使う。
        かざじるし:    【風標】 「風見(カザミ){(2)}」に同じ。
        かざ-じるし:     [3] 【風標】 「風見(カザミ){ (2) }」に同じ。
        かたじるし:    【肩章】 ⇒けんしょう(肩章)

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