あい-ひとし・い 意味
- アヒ― [1]-[3]
【相等しい】
(形)[文]シク あひひと・し
互いに等しい。互いに同じである。「三辺が―・い三角形」
関連用語
ひとし・い: [3] 【等しい・均しい・斉しい】 (形) [文] シク ひと・し (1) 二つ以上のものの間に,数量・程度・性質などの差がない。まったく同じである。「―・い長さ」「 A と B は重さが―・い」「―・くなるように分ける」 (2) 様子や状態などがまったくそっくりだ。非常によく似ている。同じようである。「詐欺に―・い行為」「乞食に―・い生活」 ひとしく [派生] ――さ
あいひとしい ①-: 【相等しい】 互いに等しい。互いに同じである。 「三辺が―・い三角形」
ひとし: 【等し】 ⇒ひとしい
い-あい: ヰ― [0] 【遺愛】 (1) 故人が大切にしていた品で,残っている物。「漱石―の品」 (2) 故人が残した功績。「人皆柿本の―を恋ふるのみならず/太平記 40」
あしだ-ひとし: 【芦田均】 (1887-1959) 政治家。京都生まれ。東大卒。外務官僚を経て,衆議院議員。第二次大戦後,厚相・日本民主党総裁・外相を歴任。1948年(昭和23)民主・社会・国民協同の三党連立内閣を樹立,まもなく昭和電工疑獄事件で総辞職。
きはら-ひとし: 【木原均】 (1893-1986) 遺伝学者。東京生まれ。京大教授。コムギの細胞遺伝学的研究を行い,ゲノム分析により,コムギの祖先の一つがタルホコムギであることを発見。
ひとしあん: 【一思案】 ひとしきり考えをめぐらすこと。一分別。 「ここは―が必要だ」
ひとしい: 【等しい・均しい・斉しい】 (1)二つ以上のものの間に,数量・程度・性質などの差がない。まったく同じである。 「―・い長さ」「 A と B は重さが―・い」「―・くなるように分ける」 (2)様子や状態などがまったくそっくりだ。非常によく似ている。同じようである。 「詐欺に―・い行為」「乞食に―・い生活」 →ひとしく ﹛派生﹜——さ(名)
ひとしお: 【一塩】 魚などに薄く塩を振ること。また,そうした物。 「―物」「―の鱈(タラ)」 ; 【一入】 〔※二※ が原義〕 ※一※ (副) 他の場合と比べて程度がますさま。いちだん。いっそう。 「寒さが―身にしみる」「感慨も―である」 ※二※ (名) 染め物を一度染め液に浸すこと。 「―も染むべきものか紫の雲より降れるをとめなりとも/宇津保(菊の宴)」
ひとしきり: 【一頻り】 しばらくの間盛んに続くさま。ひとっきり。 「―雨が降る」「―騒いで帰った」
ひとしく: 【等しく・斉しく】 〔形容詞「ひとしい」の連用形から〕 全体的に一様であるさま。どれも同じであることにいう。 (1)同様に。ともに。 「われら―人間だ」 (2)同時に。一斉に。 「全員―挙手した」「全員―黙祷した」「鈴の音を聞くと―身を起して/義血侠血(鏡花)」
ひとしげし: 【人繁し】 人が大勢いる。また,人の往来がはげしい。 「―・くて,物さわがしく/源氏(横笛)」
ひとしご: 【等し碁】 囲碁の技量に優劣がないこと。相碁(アイゴ)。 「頭の中将と―なり/枕草子 161」
ひとしごと: 【一仕事】 (1)ひとしきり仕事をすること。 「―して汗をかく」 (2)あるまとまった量の仕事。また,かなり大変な仕事。 「下準備をするまでが―だ」
ひとしずく: 【一滴・一雫】 液体のしずく一つ。いってき。 「―の涙」