あい-わ 意味
関連用語
あい-わ・す: アヒ― [1] 【相和す】 ■一■ (動サ五) (サ変動詞「相和する」の五段化) 「相和する」に同じ。「夫婦―・す」 ■二■ (動サ変) あいわする
あい-わ・する: アヒ― [1] - [2] 【相和する】 (動サ変) [文] サ変 あひわ・す (1) 仲よくし合う。互いに調和する。「夫婦―・し朋友相信じ」 (2) 互いに呼応する。互いに合わせる。「林の山,四面を囲(カコ)み,幽禽(ユウキン)―・して鳴く/十和田湖(桂月)」
わ: (1)五十音図ワ行第一段の仮名。両唇の間を狭めて発する半母音と後舌の広母音とから成る音節。 (2)平仮名「わ」は「和」の草体。片仮名「ワ」は「和」の旁(ツクリ)「口」の草体から(一説に,「輪」を示す記号「〇」を二筆で書いたものからとも)。 ; 【曲・回】 山裾・川・海岸などの湾曲した所。多く「河」「浦」などの名詞の下に付いて複合語として用いられる。 「峰の―のむら草がくれ/永久百首」
あい: 【合(い)】 名詞の下に付いて,接尾語的に用いる。 (1)「ようす」「ぐあい」などの意を表す。 「色―」「肌―」 (2)意味をぼかして,婉曲(エンキヨク)な表現にする。 「意味―」「義理―」 (3)互いにその動作をする意を表す。 「にらみ―」「果し―」 ; 【埃】 (1)土ぼこり。ちり。 (2)数の単位。塵(ジン)の一〇分の一。一の一〇〇億分の一。[塵劫記] ; 【
あい-: 【相携えて行く】 go together.~並んで立つ stand side by side.
あい-あい: [0] 【藹藹】 (ト|タル) [文] 形動タリ (1) なごやかなさま。穏やかなさま。「和気―」「春霞―たる和楽の天地/火の柱(尚江)」 (2) 草木が盛んに茂るさま。「―たる山松皓皓たる白壁/佳人之奇遇(散士)」
あいあい: 【哀哀】 深く悲しむさま。あわれなさま。 「―たる情自然に発す/欺かざるの記(独歩)」 ; 【藹藹】 (1)なごやかなさま。穏やかなさま。 「和気―」「春霞―たる和楽の天地/火の柱(尚江)」 (2)草木が盛んに茂るさま。 「―たる山松皓皓たる白壁/佳人之奇遇(散士)」 ; 【靄靄】 (1)雲や靄(モヤ)が集まりたなびくさま。 「―たる堤上の桜花」 (2)なごやかな
あいあい-かご: アヒアヒ― [3] 【相合(い)駕籠】 一つの駕籠に二人が相乗りすること。男女の場合にいうことが多い。あいかご。
あいあい-がさ: アヒアヒ― [5] 【相合(い)傘】 一本の傘に,男女が二人一緒に入ること。相傘。
わき-あいあい: [1] 【和気靄靄】 (ト|タル) [文] 形動タリ うちとけたなごやかな気分が満ちているさま。「―とした雰囲気」
あと-わ: [0] 【後輪】 (1) 後方の車輪。 (2) 「しずわ(後輪)」に同じ。
いざ-わ: (感) (感動詞「いざ」に間投助詞「わ」の付いたもの) 人を誘うときに発する語。さあさあ。「童(ワラワ)ども―出で見む/万葉 3346」
いつ-わ: [0] 【逸話】 その人の隠れた一面を知らせる,世間にあまり知られていない面白い話。「―に富む生涯」
いま-わ: ―ハ [0] 【今際・今わ】 (今は限り,の意) 今はもうこれまでという時。死に際。臨終。「証拠となるは母親が,―に残せし短刀のみ/当世書生気質(逍遥)」
い-わ: ヰ― [1] 【違和】 (1) 身心の調和が破れること。「―を覚える」 (2) 雰囲気にそぐわないこと。 違和感