あえしらい 意味

発音を聞く:
  • 応答。あいさつ。あしらい。
    「かくことなることなき―ばかりを慰めにては/源氏(若菜下)」

関連用語

        あえしらう:    (1)相手の出方に応じて応対する。応答する。 「言ずくなにいひて,をさをさ―・はず/源氏(若紫)」 (2)適当に取り扱う。 「いとかうしもあるは,我をたのまぬなめり,なども―・ひ/蜻蛉(上)」 (3)取り合わせる。付け合わせる。 「切大根(キリオオネ),物の汁して,―・ひて,まづいだしたり/蜻蛉(上)」
        あえ-しらい:    アヘシラヒ 応答。あいさつ。あしらい。「かくことなることなき―ばかりを慰めにては/源氏(若菜下)」
        しら-あえ:    ―アヘ [0] [2] 【白和え・白韲え】 豆腐を白味噌・白ごまとともにすって調味し,下味をつけた魚肉・野菜などをあえた料理。 黒和え
        あえ-しら・う:    アヘシラフ (動ハ四) (1) 相手の出方に応じて応対する。応答する。「言ずくなにいひて,をさをさ―・はず/源氏(若紫)」 (2) 適当に取り扱う。「いとかうしもあるは,我をたのまぬなめり,なども―・ひ/蜻蛉(上)」 (3) 取り合わせる。付け合わせる。「切大根(キリオオネ),物の汁して,―・ひて,まづいだしたり/蜻蛉(上)」
        しらあえ:    【白和え・白韲え】 豆腐を白味噌・白ごまとともにすって調味し,下味をつけた魚肉・野菜などをあえた料理。 →黒和え
        しらい:    【白井】 姓氏の一。 ; 【子来】 〔「じらい」とも。詩経(大雅(霊台))〕 子が親を慕って来るように,徳の高い人には万民が喜んで集まってくること。 「庶民―」
        ねびえしらず:    【寝冷え知らず】 幼児の寝冷えを防ぐための肌着。ネルやガーゼで作る。
        みえしらがう:    【見えしらがふ】 わざと人目にたつようにふるまう。 「つねに―・ひありく/枕草子 87」
        見えしらがふ:    みえしらがう わざと人目にたつようにふるまう。 「つねに―・ひありく/枕草子 87」
        あいしらい:    (1)応対すること。もてなすこと。 「賓客どもの―/史記抄 12」 (2)取り合わせ。配合。 「細やかなる―はなけれども/連理秘抄」 (3)能楽で,演技の相手となる役者。特に,シテに対して演技する役者。 「―を目がけて,細かに足手を使ひて/風姿花伝」
        あい-しらい:    アヒシラヒ (1) 応対すること。もてなすこと。「賓客どもの―/史記抄 12」 (2) 取り合わせ。配合。「細やかなる―はなけれども/連理秘抄」 (3) 能楽で,演技の相手となる役者。特に,シテに対して演技する役者。「―を目がけて,細かに足手を使ひて/風姿花伝」
        あしらい:    (1)もてなし。取り扱い。応対。 「客の―が悪い店」「心に花のある―は口に言葉の仇繁(アダシゲ)きより懐(ナツ)かしきに/五重塔(露伴)」 (2)取り合わせ。配合。 「刺身に青ジソの―」 (3)(「会釈」とも書く)(ア)演技用語。相手役に全身を向けて正対する動作。(イ)囃子(ハヤシ)(歌舞伎囃子も含む)演奏上の用語。意味と用法はきわめて多様だが,基本概念としては,主奏に対する伴奏が,不
        おお-あしらい:    オホアシラヒ 【大あしらひ】 粗略に扱うこと。いいかげんなもてなし。「古参の人を―にするゆゑ/浮世草子・其磧諸国物語」
        かしらいし:    【頭石】 ⇒親石(オヤイシ)
        かしらいも:    【頭芋】 ⇒親芋(オヤイモ)

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