あえる 意味
- 【和える・韲える】
(1)野菜・魚介などを,酢・味噌・胡麻(ゴマ)などとまぜる。
「酢みそで―・える」
(2)まぜっかえす。ごちゃごちゃにする。
「長五郎さんの力持で,大事の帳合を―・へられた/歌舞伎・隅田春」
例文
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- すごい!じゃこれから時々あえるわね。
- 天国で愛しあえるまで待ってるよ。
- コンサートに行く事は、その歌手に直接あえることもそうだが、その音のライブ感が素晴らしいから止められない。
- 教養のある、一般のアメリカ人はもはや理解しあえる素養を共有していないという事実が、彼らが効果的に意志疎通できない主な理由なのである。
- 彼女が出来なくても 俺達は理解しあえる
関連用語
あえ: 【和え・韲え】 あえること。名詞に付いて,複合語をつくる。 「―物」「胡麻―」 ; 【饗】 御馳走(ゴチソウ)。饗応(キヨウオウ)。もてなし。 「装せしむること―せし時の如くして/日本書紀(雄略訓)」
あえか: 美しくかよわげなさま。はかなげなさま。 「―な花」「―な希望」「世の人に似ず―に見え給ひしも/源氏(夕顔)」
あえぎ: 【喘ぎ】 (1)あえぐこと。また,その息。 「―声」 (2)喘息(ゼンソク)の古名。
あえぐ: 【喘ぐ】 (1)苦しそうに息をする。息を切らす。 「―・ぎ,―・ぎ登る」 (2)不調に苦しむ。うまくいかず悩む。 「不況に―・ぐ」 〔上代・平安時代は「あへく」〕
あえす: 【零す】 血・汗などをしたたらす。 「社壇に血を―・さんも,神慮の恐れあり/義経記 2」 ; 【饗へす】 「あう(饗)」に同じ。 「群臣を聚(ツド)へて,大臣の家に―・す/日本書紀(舒明訓)」
あえず: 【敢えず】 〔動詞「敢(ア)ふ」の未然形に打ち消しの助動詞「ず」の付いたもの〕 完全には…できない。…しきれない。 「取る物も取り―」「言ひも―顔をば袖に摺付ける/多情多恨(紅葉)」 〔主に和文に用いられた語〕
あえて: 【敢えて】 (1)(しなくてもよいことを)強いてするさま。わざわざ。無理に。 「―危険をおかす」「―苦言を呈する」 (2)(下に打ち消しの語を伴って) 〔漢文訓読に由来する語法〕 (ア)とりたてて。特に。別に。 「―驚くに足りない」(イ)まったく。少しも。「―凶事なかりけるとなん/徒然 206」
あえば: 【饗庭】 姓氏の一。
あえん: 【亜鉛】 〔zinc〕 亜鉛族元素の一。元素記号 Zn 原子番号三〇。原子量六五・三九。閃(セン)亜鉛鉱などとして存在。青みを帯びた銀白色の固体金属。常温ではもろいが,摂氏一〇〇~一五〇度では展性・延性を増す。電極,めっき材料,黄銅などの合金材料にする。また,必須微量元素の一つで,不足すると成長遅滞・皮膚障害・味覚異常などが起こる。ジンク。
あえ・ぐ: アヘグ [2] 【喘ぐ】 (動ガ五 [四] ) (1) 苦しそうに息をする。息を切らす。「―・ぎ,―・ぎ登る」 (2) 不調に苦しむ。うまくいかず悩む。「不況に―・ぐ」 (上代・平安時代は「あへく」)
あえ・す: アヘス 【饗へす】 (動サ変) 「あう(饗)」に同じ。「群臣を聚(ツド)へて,大臣の家に―・す/日本書紀(舒明訓)」
あえ物: 和え物; 和物; 韲え物; 料理; 上品なもの; 材料がいい; 韲物
あえ-か: [1] (形動) [文] ナリ 美しくかよわげなさま。はかなげなさま。「―な花」「―な希望」「世の人に似ず―に見え給ひしも/源氏(夕顔)」
あえ-ず: アヘ― 【敢えず】 (連語) (動詞「敢(ア)ふ」の未然形に打ち消しの助動詞「ず」の付いたもの) 完全には…できない。…しきれない。「取る物も取り―」「言ひも―顔をば袖に摺付ける/多情多恨(紅葉)」 (主に和文に用いられた語)
あえ-て: アヘ― [1] 【敢えて】 (副) (1) (しなくてもよいことを)強いてするさま。わざわざ。無理に。「―危険をおかす」「―苦言を呈する」 (2) (下に打ち消しの語を伴って) (漢文訓読に由来する語法) (ア)とりたてて。特に。別に。「―驚くに足りない」(イ)まったく。少しも。「―凶事なかりけるとなん/徒然 206」