あおうま 意味
- 【青馬・白馬】
(1)青毛の馬。あおこま。
「水鳥の鴨の羽色の―を今日見る人は限りなしといふ/万葉 4494」
(2)白毛,また葦毛(アシゲ)の馬。
「降る雪に色もかはらでひく物をたれ―となづけそめけむ/兼盛集」
(3)「白馬(アオウマ)の節会(セチエ)」の略。
関連用語
あおうま-の-じん: アヲ―ヂン 【白馬の陣】 白馬の節会のとき,馬寮(メリヨウ)の官人が並ぶ所。「拾芥抄」は建礼門とし,「簾中抄」は春華門とする。
あおうまのじん: 【白馬の陣】 白馬の節会のとき,馬寮(メリヨウ)の官人が並ぶ所。「拾芥抄」は建礼門とし,「簾中抄」は春華門とする。
あおうまのせちえ: 【白馬の節会】 朝廷の年中行事の一。正月七日,天皇が紫宸殿(シシンデン)で左右馬寮(メリヨウ)の官人の引く二一頭の「白馬」を見たのち,宴を催した。平安時代に恒例となった。この日,「白馬」を見れば年中の邪気を除くという中国の俗信によったもの。七日の節会。
あおうま-の-せちえ: アヲ―セチヱ 【白馬の節会】 朝廷の年中行事の一。正月七日,天皇が紫宸殿(シシンデン)で左右馬寮(メリヨウ)の官人の引く二一頭の「白馬」を見たのち,宴を催した。平安時代に恒例となった。この日,「白馬」を見れば年中の邪気を除くという中国の俗信によったもの。七日の節会。
あお-うま: アヲ― 【青馬・白馬】 (1) 青毛の馬。あおこま。「水鳥の鴨の羽色の―を今日見る人は限りなしといふ/万葉 4494」 (2) 白毛,また葦毛(アシゲ)の馬。「降る雪に色もかはらでひく物をたれ―となづけそめけむ/兼盛集」 (3) 「白馬(アオウマ)の節会(セチエ)」の略。
あおう: 【阿翁】 (1)妻が夫の父をいう語。 (2)祖父。 ; 【亜欧】 亜細亜(アジア)と欧羅巴(ヨーロツパ)。欧亜。
おうま: 【黄麻】 (1)綱麻(ツナソ)の別名。こうま。 (2)「黄麻紙」の略。 ; 【牡馬・雄馬】 雄(オス)の馬。ぼば。 ⇔牝馬(メウマ)
あおうみ: 【青海】 青々とした海。
あおうめ: 【青梅】 熟していない青い梅の実。﹝季﹞夏。
あおうめ-づけ: アヲ― [0] 【青梅漬(け)】 青い梅の塩漬け。
あおうり: 【青瓜】 白瓜(シロウリ)の別名。
おうまし: 【黄麻紙】 虫害を防ぐためにキハダなどで染めた黄色い麻紙。奈良時代,写経に用いられた。きのまし。黄紙。こうまし。
おうまどき: 【逢う魔時】 「大禍時(オオマガトキ)」に同じ。
おうまふ: 【黄麻布】 ヘシアンクロスに同じ。
おうま-が-とき: アフマ― [1] [4] 【逢う魔が時】 「大禍時(オオマガトキ)」に同じ。