あおち 意味
- 【煽ち】
風が物をあおること。また,その風。
「障子の―ざわざわざわ/浄瑠璃・会稽山」
- 【青地】
姓氏の一。
関連用語
あおちゃ: 【青茶】 (1)灰汁(アク)につけてから蒸した茶。質は悪い。 (2)染め色の名。青みがかった茶色の総称。
あおち-びんぼう: アフチ―ボフ 【煽ち貧乏】 いくら稼いでも追いつかない貧乏。「これかや―といふなるべし/浮世草子・胸算用 5」
あおち-りんそう: アヲチ― 【青地林宗】 (1775-1833) 江戸後期の蘭学者・医者。伊予松山藩の侍医の子。名は盈(エイ)。医書のほか物理や地理などの自然科学書の訳述を行う。著「気海観瀾(キカイカンラン)」は日本で最初の物理学書。他に「格物綜凡」「輿地誌略(ヨチシリヤク)」など。
あおちびんぼう: 【煽ち貧乏】 いくら稼いでも追いつかない貧乏。 「これかや―といふなるべし/浮世草子・胸算用 5」
あおちりんそう: 【青地林宗】 (1775-1833) 江戸後期の蘭学者・医者。伊予松山藩の侍医の子。名は盈(エイ)。医書のほか物理や地理などの自然科学書の訳述を行う。著「気海観瀾(キカイカンラン)」は日本で最初の物理学書。他に「格物綜凡」「輿地誌略(ヨチシリヤク)」など。
おち: 【条】 いくつかに分かれている事項を数えるのに用いる語。条(ジヨウ)。箇条。 「憲法(イツクシキノリ)十七(トオアマリナナ)―/日本書紀(推古訓)」 ; 【変若ち・復ち】 〔動詞「おつ(変若)」の連用形から〕 (1)もとに戻ること。 「手放れも―もかやすき/万葉 4011」 (2)若返ること。 →いやおち ; 【洿池】 地面のくぼんだ所に水がたまって池のようになったも
おち-おち: ヲチヲチ 【条・条条】 一つ一つの箇条。件々(クダリクダリ)。「―にして勅したまふ/日本書紀(神代下訓)」
あお: 【襖】 〔「襖」の字音「あう」の転〕 (1)武官の朝服。「闕腋(ケツテキ)の袍(ホウ)」に同じ。 (2)「狩衣(カリギヌ)」に同じ。狩襖(カリアオ)。 「萩の―,紫苑の織物の指貫(サシヌキ)着て/更級」 (3)袷(アワセ)または綿入れの衣。襖子(アオシ)。 「紺の洗ひざらしの―着/宇治拾遺 11」 〔原始衣服と大陸から伝わったものが混在・融合したもの〕 ; 【青】 ※一※
あお-あお: アヲアヲ [3] 【青青・蒼蒼】 (副)スル いかにも青くきわ立っているさま。「―(と)茂る森」
おちおち: 【条・条条】 一つ一つの箇条。件々(クダリクダリ)。 「―にして勅したまふ/日本書紀(神代下訓)」 ; 【落ち落ち】 (多く下に打ち消しの語を伴って)落ち着いているさま。安心して。 「心配で夜も―眠れない」
あい-おち: アヒオチ [0] 【相落ち】 一方が決済されると,相手方のもう一方も決済されること。
あき-おち: [0] 【秋落ち】 (1) 稲作で,秋になって急に生育が衰え,穂は貧弱となり収穫が減少すること。腐植過多や排水不良となり,鉄分不足などの水田で起こりやすい。 (2) 米の豊作などによって,秋に米相場が下がること。 秋高
あま-おち: [0] [4] 【雨落ち】 (1) 軒下の雨垂れの落ちる所。雨垂れ落ち。 (2) 歌舞伎の舞台のすぐそばの席。かぶりつき。小一(コイチ)。
いや-おち: ―ヲチ 【弥をち】 (形動ナリ) (「おち」は「復(オ)つ」の連用形) (「いやおちに」の形で用いて)いよいよ若返るさま。何度も初めにもどるさま。「ゆめ花散るな―に咲け/万葉 4446」
いろ-おち: [0] 【色落ち】 (名)スル 衣服や布地などの色が落ちること。「洗濯で―する」