あおつづらふじ 意味

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  • 【青葛藤】
    ツヅラフジ科の落葉つる性低木。山野に自生。全体に細毛がある。葉は長い柄があり,広卵形で時に三浅裂。雌雄異株。夏,葉腋に黄白色の小花を円錐状につける。つるでつづらなどを編み,根と茎は利尿・鎮痛・解熱薬とする。カミエビ。

関連用語

        あおつづら-ふじ:    アヲ―フヂ [5] 【青葛藤】 ツヅラフジ科の落葉つる性低木。山野に自生。全体に細毛がある。葉は長い柄があり,広卵形で時に三浅裂。雌雄異株。夏,葉腋に黄白色の小花を円錐状につける。つるでつづらなどを編み,根と茎は利尿・鎮痛・解熱薬とする。カミエビ。
        おおつづらふじ:    【大葛藤】 ツヅラフジの別名。
        つづらふじ:    【葛藤】 ツヅラフジ科のつる性落葉木本。暖地の山中に自生。茎は緑色で無毛。葉は互生し,長柄があり,卵円形で時に掌状に浅裂する。雌雄異株。夏,淡緑色の小花を円錐花序に付け,黒熟する核果を結ぶ。つるでかごなどを編み,根・茎は利尿薬やリューマチの薬とする。オオツヅラフジ。
        あおつづら:    【青葛】 ツヅラフジの別名。
        おお-つづらふじ:    オホツヅラフヂ [5] 【大葛藤】 ツヅラフジの別名。
        つづらふじか:    【葛藤科】 双子葉植物離弁花類。熱帯地方に多く,世界に約七〇属四〇〇種がある。つる性の木本または草本,時に直立の低木。雌雄異株。根にアルカロイドを含み薬用とするものもある。アオツヅラフジ・ツヅラフジ・コウモリカズラなど。
        あお-つづら:    アヲ― [3] 【青葛】 ツヅラフジの別名。
        つづら-ふじ:    ―フヂ [3] 【葛藤】 ツヅラフジ科のつる性落葉木本。暖地の山中に自生。茎は緑色で無毛。葉は互生し,長柄があり,卵円形で時に掌状に浅裂する。雌雄異株。夏,淡緑色の小花を円錐花序に付け,黒熟する核果を結ぶ。つるでかごなどを編み,根・茎は利尿薬やリューマチの薬とする。オオツヅラフジ。
        つづら-ふじ-か:    ―フヂクワ [0] 【葛藤科】 双子葉植物離弁花類。熱帯地方に多く,世界に約七〇属四〇〇種がある。つる性の木本または草本,時に直立の低木。雌雄異株。根にアルカロイドを含み薬用とするものもある。アオツヅラフジ・ツヅラフジ・コウモリカズラなど。
        つづら:    【葛・葛籠】 (1)ツヅラフジのつるを編んで作った,衣服などを入れる蓋(フタ)付きのかご。のちには竹やひのきの薄片で網代(アジロ)に編み,上に紙を貼って柿渋・漆などを塗ったものも作られるようになった。《葛籠》 (2)ツヅラフジなど,山野に生えるつる性の植物。《葛》「上野(カミツケノ)安蘇山―野を広み/万葉 3434」 (3)襲(カサネ)の色目の名。表は青黒色,裏は淡青色。《葛》
        引こづらふ:    ひこずらう (1)強く引っぱる。 「をとめの寝(ナ)すや板戸を,押そぶらひ我が立たせれば,―・ひ我が立たせれば/古事記(上)」 (2)つかむ。つかむようにする。 「太鼓の…台には八竜を―・はせたるが/太平記 36」
        あおつ:    【煽つ】 (1)あおいで強い風を起こす。あおぐ。 「大うちはにて―・ちのけるがごとくでおぢやるによつて/狂言記・粟田口」 (2)風で,物がばたばた動いたり,舞い上がったりする。 「―・つ火燵の灰煙/浄瑠璃・本朝三国志」 (3)手足であおぐような動作をする。じたばたする。 「七転八倒目を見出し,手足を―・ち身をもがき/浄瑠璃・夏祭」 (4)人の気持ちをそそり立てる。あおる。 「き
        くまつづら:    【熊葛】 クマツヅラ科の多年草。原野・道端などに自生する。高さ約50センチメートル。葉は対生し,卵形で羽状に分裂。夏に枝頂に細長い花穂を立てて,紫色の小花をつける。全草を乾燥したものを通経・皮膚病などの薬にする。馬鞭(バベン)草。
        くま-つづら:     [3] 【熊葛】 クマツヅラ科の多年草。原野・道端などに自生する。高さ約50センチメートル。葉は対生し,卵形で羽状に分裂。夏に枝頂に細長い花穂を立てて,紫色の小花をつける。全草を乾燥したものを通経・皮膚病などの薬にする。馬鞭(バベン)草。
        つづらうま:    【葛籠馬】 江戸時代,つづらを背にした馬。その上に人を乗せたり,また,荷物を運んだりした。 「かざりたてたる―をひきながら/滑稽本・膝栗毛 5」

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