あおどろ 意味
- 【青泥】
(1)青色をした泥。
(2)海底堆積物の一。ケイ酸分が60パーセント以上の泥。硫化鉄を含むため青色を呈する。大陸斜面に広く分布。せいでい。
関連用語
おどろ: 【棘・荊棘】 ※一※ (形動) 髪などがぼうぼうと乱れてもつれているさま。 「髪を―に振り乱した人が/薄命のすず子(お室)」 ※二※ (名) 草木が乱れ茂っている所。やぶ。また,乱れ茂っている草木。 「おく山の―の下を踏みわけて/増鏡(おどろの下)」
あお-どろ: アヲ― [0] 【青泥】 (1) 青色をした泥。 (2) 海底堆積物の一。ケイ酸分が60パーセント以上の泥。硫化鉄を含むため青色を呈する。大陸斜面に広く分布。せいでい。
おどろおどろしい: (1)いかにも恐ろしい。気味が悪い。異様だ。 「―・い物音」 (2)ぎょうぎょうしい。おおげさだ。 「―・しく二十人の人のぼりて侍れば/竹取」 (3)はなはだしい。 「―・しき御悩みにはあらで/源氏(賢木)」 ﹛派生﹜——さ(名)
おどろおどろ-し・い: [7] (形) [文] シク おどろおどろ・し (1) いかにも恐ろしい。気味が悪い。異様だ。「―・い物音」 (2) ぎょうぎょうしい。おおげさだ。「―・しく二十人の人のぼりて侍れば/竹取」 (3) はなはだしい。「―・しき御悩みにはあらで/源氏(賢木)」 [派生] ――さ(名)
うち-おどろ・く: 【打ち驚く】 (動カ四) (1) はっと目が覚める。「かの御夢に見え給ひければ―・き給ひて/源氏(若菜上)」 (2) はっと驚く。「おぼえなき折なれば―・かるれど/源氏(幻)」
おおどろ: 【大どろ】 〔「おおどろどろ」の略〕 下座音楽の一。歌舞伎で,幽霊・変化(ヘンゲ)・妖術使いなどの出入りに用いる鳴り物で,大太鼓を長ばちで打ち,不安感をそそる。 ⇔うすどろ →どろどろ
おどろかし: 【驚かし】 〔動詞「驚かす」の連用形から〕 「おどし(脅){(2)}」に同じ。 「小山田の―にも来ざりしを/後撰(雑一)」 ; 【驚かし】 〔動詞「驚く」の形容詞化〕 驚くべきさまである。気味が悪い。 「御門,琴ども試み給ふに,―・しき声出で来(ク)/宇津保(俊蔭)」
おどろかす: 【驚かす】 (1)驚くようにする。強い衝撃を与えて,心を動揺させる。 「世間を―・した事件」「耳目(ジモク)を―・す」 (2)注意する。気がつくようにする。 「明け果てぬさきにと,人々しはぶき―・し聞ゆ(=咳ヲシテオ知ラセ申シアゲル)/源氏(浮舟)」 (3)目をさまさせる。おこす。 「寝たる人を心なく―・すものか/紫式部日記」 (4)(忘れたころに)たよりをする。また,訪れる。
おどろか・し: 【驚かし】 (形シク) (動詞「驚く」の形容詞化) 驚くべきさまである。気味が悪い。「御門,琴ども試み給ふに,―・しき声出で来(ク)/宇津保(俊蔭)」
おどろか・す: [4] 【驚かす】 (動サ五 [四] ) (1) 驚くようにする。強い衝撃を与えて,心を動揺させる。「世間を―・した事件」「耳目(ジモク)を―・す」 (2) 注意する。気がつくようにする。「明け果てぬさきにと,人々しはぶき―・し聞ゆ(=咳ヲシテオ知ラセ申シアゲル)/源氏(浮舟)」 (3) 目をさまさせる。おこす。「寝たる人を心なく―・すものか/紫式部日記」 (4) (忘れた
おどろき: 【驚き・愕き・駭き】 びっくりすること。おどろくこと。 「内心の―を隠せない」 ――桃(モモ)の木(キ)山椒(サンシヨ)の木(キ) 「おどろき」の語呂合わせ。これは驚いた,たまげたことだ,という意で使う。
おどろき-うま: 【驚き馬】 癇(カン)の強い馬。驚くとはねあがる馬。あがり馬。「―の様に手な触れ給ひそ/落窪 1」
おどろく: 【驚く・愕く・駭く】 (1)思いがけないことにあって,落ち着きを失う。びっくりする。 「事の意外さに―・く」 (2)思い知らされて,感心したりあきれたりする。 「達者な日本語に―・く」「君の世間知らずには―・いた」 (3)はっと気づく。 「秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ―・かれぬる/古今(秋上)」 (4)目がさめる。 「起し給へば,…ふと―・きぬ/源氏(空蝉)」
おどろく-べき: 【驚くべき】 (連語) 驚いて当然の。「―実態が明らかになった」
おどろし: 【驚し】 驚くべき様子である。恐ろしい。異様である。おおげさだ。 「あやしく―・しけれど,むねうち心さだめて/新花摘」