あおのく 意味
- 【仰のく】
※一※ (動カ五[四])
上を向く。あおむく。[ヘボン]
※二※ (動カ下二)
⇒あおのける
関連用語
あおの: 【青野】 姓氏の一。
おののく: 【戦く】 〔「わななく」の母音交替形〕 恐怖・寒さ・興奮などで震える。 「恐怖に―・く」
とおのく: 【遠退く】 ※一※ (動カ五[四]) (1)遠く離れて行く。遠ざかる。 「足音が―・く」「危険が―・いた」「優勝の可能性が―・く」 (2)関係がうすくなる。疎遠になる。 「関心が―・く」「足が―・く」 ※二※ (動カ下二) ⇒とおのける
とおのくに: 【遠の国】 遠い所の国。遠国。 「家人は待ち恋ふらむに―いまだも着かず/万葉 3688」 →遠つ国
あおのけ: 【仰のけ】 「あおむけ(仰向)」に同じ。 「―にうしろのかたへひつくりかへれば/西洋道中膝栗毛(魯文)」
あおのける: 【仰のける】 (顔を)上に向ける。あおむける。 「笠を―・けて見る」
あおのけ-ざま: アフ― 【仰のけ様】 上に向いた状態。あおむけざま。「麦藁帽子を,―に戴き/当世書生気質(逍遥)」
あおのり: 【青海苔】 (1)緑藻類アオサ目アオノリ属の海藻の総称。浅海や河口の岩上,磯の潮だまりなどに群生。管状または扁平で一層の細胞よりなり,緑色または黄緑色。スジアオノリ・ボウアオノリ・ヒラアオノリなど。食用。﹝季﹞春。《―や石の窪のわすれ汐/几董》 (2){(1)}を乾燥させて,ふりかけや薬味とするもの。主にスジアオノリが用いられ,市販品にはアオサも含まれる。
震いおののく: 打ち震える; わなわなする; びくびくする; 身ぶるいする; 震えあがる; ブルブルする; 寒け立つ; 身振いする; 顫える; ガタガタする; 打震わす; 震え上がる; 震い戦く; ぴくぴく; 震わす; 打ち震わす; 慄く; 戦慄する; ぞくぞく; 震える; 打震える; 震戦く; 震慴する; 身震いする; 身振する; 震慄する; 震撼する; 身震する; がくがく; 戦慄く; 震わせる; 寒けだ
あおのけざま: 【仰のけ様】 上に向いた状態。あおむけざま。 「麦藁帽子を,―に戴き/当世書生気質(逍遥)」
あおの-すえきち: アヲノスヱキチ 【青野季吉】 (1890-1961) 評論家。新潟県生まれ。早大卒。「種蒔く人」「文芸戦線」同人。大正末期から昭和初期のプロレタリア文学運動の指導的理論家として活躍。著「文学と社会」「文学五十年」など。
いつつおのくるま: 【五つ緒の車】 五つ緒の簾(スダレ)をかけた牛車。いつつお。
おおのくろべえ: 【大野九郎兵衛】 江戸中期,赤穂藩浅野家の家老。赤穂藩取りつぶしに際して,大石良雄と意見が対立,逃走したといわれる。生没年未詳。
おそれおののく: 【恐れ戦く】 恐ろしくて体がぶるぶる震える。非常に恐ろしがる。 「暴力団に市民は―・いた」
あおのすえきち: 【青野季吉】 (1890-1961) 評論家。新潟県生まれ。早大卒。「種蒔く人」「文芸戦線」同人。大正末期から昭和初期のプロレタリア文学運動の指導的理論家として活躍。著「文学と社会」「文学五十年」など。