あおびょうし 意味
- 【青標紙】
江戸時代の武家法制書。二編。1840,41年刊。幕臣大野広城(1788-1841)が私に武家生活全般にわたる法律・制度を編集したもの。禁を犯したとして編者は罰された。
- 【青表紙】
(1)青い表紙の本。
(2)〔表紙が青であることから〕
(ア)儒教関係の書物。また,儒者の戯称。「愚眼に―を覘いて頻りに唐好癖(トウヘンボク)とならんよりは/粋の懐」(イ)藤原定家校訂の源氏物語。
例文
- 青表紙本(あおびょうしぼん)とは、源氏物語の写本のうち藤原定家が作成したとされるものおよびそれを写して作成されたとされるものをいう。
関連用語
あお-びょうし: アヲベウシ [3] 【青表紙】 (1) 青い表紙の本。 (2) (表紙が青であることから) (ア)儒教関係の書物。また,儒者の戯称。「愚眼に―を覘いて頻りに唐好癖(トウヘンボク)とならんよりは/粋の懐」(イ)藤原定家校訂の源氏物語。
あおびょうたん: 【青瓢箪】 (1)よく熟していない,青いヒョウタン。あおふくべ。 (2)やせて顔色の悪い人をあざけっていう語。
あおがれ-びょう: アヲ―ビヤウ [0] 【青枯れ病】 主としてナス科植物に発生する病変。細菌が根から侵入し,茎や葉が緑色のまま数日で枯死する。高温の季節に多い。
あお-びょうたん: アヲベウタン [3] 【青瓢箪】 (1) よく熟していない,青いヒョウタン。あおふくべ。 (2) やせて顔色の悪い人をあざけっていう語。
あおび: 【青火】 青白い陰火。鬼火(オニビ)。
あか-びょうし: ―ベウシ [3] 【赤表紙】 (1) 赤い色の表紙。また,赤い表紙の本。 (2) 「赤本(アカホン){ (1) }」に同じ。
あげ-びょうし: ―ビヤウシ [3] 【揚(げ)拍子】 神楽や久米歌(クメウタ)などで,やや拍子を速めて奏すること。また,その部分。舞を伴う。
あし-びょうし: ―ビヤウシ [3] 【足拍子】 足で地面や床(ユカ)を踏み鳴らして拍子をとること。 手拍子
あつ-びょうし: ―ベウシ [3] 【厚表紙】 本製本で,ボール紙などの厚い芯(シン)紙を用いた表紙。また,この表紙の本。 薄表紙
いた-びょうし: ―ベウシ [3] 【板表紙】 板の表紙。法帖の表紙などに使う。
うす-びょうし: ―ベウシ [3] 【薄表紙】 本製本で,薄くて柔軟な表紙。また,この表紙の本。 厚表紙
うら-びょうし: ―ベウシ [3] 【裏表紙】 書物の裏側の表紙。
うわ-びょうし: ウハベウシ [3] 【上表紙】 書籍類の上側の表紙。表(オモテ)表紙。
かず-びょうし: ―ビヤウシ [3] 【数拍子】 能で,足拍子を続けざまに踏むこと。六つ拍子,七つ拍子など。
かた-びょうし: ―ベウシ [3] 【硬表紙】 硬い紙で作った表紙。