あおもの 意味
- 【青物】
(1)〔もと女房詞〕
緑色をした野菜。また,野菜の総称。
「―屋」
(2)「青魚」に同じ。
例文
- 青物(あおもの)ともいう。
- 天満青物市場(てんまあおものいちば)は、かつて現在の大阪市北区天満辺りに存在した市場。
- 青物横丁駅(あおものよこちょうえき)は、東京都品川区南品川3丁目1-20にある京浜急行電鉄本線の駅である。
- 青物横丁商店街 (あおものよこちょうしょうてんがい) は、東京都品川区南品川にある、南北の旧東海道と東西のジュネーブ平和通りを軸とした十字面型の広域商店街。
関連用語
あおものや: 【青物屋】 野菜・果物などを売る店。八百屋。
あおもの-や: アヲ― [0] 【青物屋】 野菜・果物などを売る店。八百屋。
あおもの-いちば: アヲ― [5] 【青物市場】 野菜・果物を取引する卸市場。青物市。
あおものいちば: 【青物市場】 野菜・果物を取引する卸市場。青物市。
あお-もの: アヲ― [2] 【青物】 (1) (もと女房詞) 緑色をした野菜。また,野菜の総称。「―屋」 (2) 「青魚」に同じ。
おもの: 【佩物・珮】 「おびもの(佩物)」に同じ。 ; 【御物】 (1)天皇・貴人の食事。 「大床子の―などはいと遥かにおぼしめしたれば/源氏(桐壺)」 (2)副食物に対する「飯」を丁寧にいう語。 ⇔あわせ 「精米(シラゲ)に麦の―混ぜたり/宇津保(藤原君)」 〔(1)(2)は「御膳」「御飯」とも書く〕 (3)「ぎょぶつ(御物)」に同じ。 →おもの(佩物)
あおもじ: 【青文字】 クスノキ科の落葉小高木。中国・九州・沖縄などの山地に生える。高さ約4メートル。若枝や樹皮は暗緑色で,葉とともに香気がある。葉は長楕円形で先端は長くとがる。雌雄異株。早春,雄花は濃黄色,雌花は淡黄色の花をつけ,のち黒紫色に熟する。材は芳香を持ち,楊枝(ヨウジ)などを作る。
あおもみじ: 【青紅葉】 (1)赤く色づく前のカエデ。 (2)襲(カサネ)の色目の名。表は青,裏は朽葉(クチバ)。
あおもり: 【青森】 (1)東北地方北部,本州最北端の県。ほぼかつての陸奥(ムツ)国を占める。東は太平洋,西は日本海に面し,北は津軽海峡となる。北に突出する下北半島と津軽半島との間は陸奥湾。県庁所在地,青森市。 (2)青森県中部,青森湾に臨む市。県庁所在地。海陸交通の要地。木材・食品などの伝統工業や商港としての青森港がある。ねぶた祭は有名。
あおもり-へいや: アヲモリ― 【青森平野】 青森湾を囲み U 字型に広がる平野。中央に青森市の市街地がある。
あおえもの: 【青江物】 備中国青江の刀匠の鍛えた刀剣類の総称。平安末期に始まり,鎌倉・南北朝期に栄え,室町時代には衰退。古青江・中青江・末青江の三期に大別され,中青江までの作品に名刀が多い。
あおえ-もの: アヲエ― [0] 【青江物】 備中国青江の刀匠の鍛えた刀剣類の総称。平安末期に始まり,鎌倉・南北朝期に栄え,室町時代には衰退。古青江・中青江・末青江の三期に大別され,中青江までの作品に名刀が多い。
あおくもの: 【青雲の】 地名「白肩」に,また,青雲の出るのを望む意から「出(イ)で来(コ)」にかかる。 「―白肩津に泊てたまひき/古事記(中訓)」「―いで来我妹子(ワギモコ)相見て行かむ/万葉 3519」
あおばもの: 【青葉者・白歯者】 中世,身分の低い歩卒。雑兵。青葉武者。 「追頸(オイクビ)のしかも―を一人討ては/甲陽軍鑑(品二四)」
あおば-もの: アヲ― 【青葉者・白歯者】 中世,身分の低い歩卒。雑兵。青葉武者。「追頸(オイクビ)のしかも―を一人討ては/甲陽軍鑑(品二四)」