あお-かずら 意味
- アヲカヅラ [3]
【青葛】
(1)アワブキ科の落葉つる性小木本。葉は楕円形で,春,葉に先立って淡黄色の五弁花をつける。九州に自生。
(2)ツヅラフジの別名。
関連用語
あおい-かずら: アフヒカヅラ [4] 【葵鬘】 京都の賀茂神社の祭りに用いる飾り。賀茂神社の神紋であるフタバアオイの葉を,冠や烏帽子(エボシ)・牛車(ギツシヤ)・社前などに掛けて物忌みの印としたもの。また,祭神,賀茂別雷命(カモワケイカズチノミコト)にちなんで,雷除けのまじないともされた。葵桂。 [季] 夏。 諸鬘
あおかずら: 【青葛】 (1)アワブキ科の落葉つる性小木本。葉は楕円形で,春,葉に先立って淡黄色の五弁花をつける。九州に自生。 (2)ツヅラフジの別名。
あおいかずら: 【葵鬘】 京都の賀茂神社の祭りに用いる飾り。賀茂神社の神紋であるフタバアオイの葉を,冠や烏帽子(エボシ)・牛車(ギツシヤ)・社前などに掛けて物忌みの印としたもの。また,祭神,賀茂別雷命(カモワケイカズチノミコト)にちなんで,雷除けのまじないともされた。葵桂。﹝季﹞夏。 →諸鬘(モロカズラ)
かずら: 【葛・蔓】 (1)つる性植物の総称。つるくさ。かずらぐさ。 (2)桶(オケ)のたが。[物類称呼] ; 【鬘】 「かつら(鬘)」に同じ。
いかだ-かずら: ―カヅラ [4] 【筏葛】 ブーゲンビレアの和名。
いたび-かずら: ―カヅラ [4] 【木蓮子葛】 クワ科の常緑つる性低木。関東以西の暖地に分布する。茎は長く伸び,気根を出して木や石につく。葉は長楕円形で先がとがる。夏,葉腋(ヨウエキ)にイチジク状の花嚢(ノウ)をつけ,秋に紫黒色に熟す。
いよかずら: 【伊予葛】 ガガイモ科の多年草。海岸近くの草地ややぶに生える。茎は50センチメートルほどで,上部は時に蔓(ツル)状。葉は対生し,楕円形で光沢がある。初夏,葉腋(ヨウエキ)に淡黄色の小花を密につける。スズメノオゴケ。
いよ-かずら: ―カヅラ [3] 【伊予葛】 ガガイモ科の多年草。海岸近くの草地ややぶに生える。茎は50センチメートルほどで,上部は時に蔓(ツル)状。葉は対生し,楕円形で光沢がある。初夏,葉腋(ヨウエキ)に淡黄色の小花を密につける。スズメノオゴケ。
うつぼ-かずら: ―カヅラ [4] 【靫葛】 ウツボカズラ科の常緑つる性食虫植物。長さ1,2メートル。南アジア原産。観賞用に温室栽培される。葉は互生し薄い革質。中央脈は長く伸びて巻きつく。葉の上端は筒状の捕虫嚢(ノウ)ともなり虫を捕食する。ネペンテス。漢名,猪籠草。
えびかずら: 【葡萄葛】 (1)ヤマブドウ・エビヅルなどの古名。[和名抄] (2)かもじ。 「御髪などもいたく盛り過ぎにけり。…―してぞつくろひ給ふべき/源氏(初音)」
えび-かずら: ―カヅラ 【葡萄葛】 (1) ヤマブドウ・エビヅルなどの古名。 [和名抄] (2) かもじ。「御髪などもいたく盛り過ぎにけり。…―してぞつくろひ給ふべき/源氏(初音)」
えんかずら: 【縁葛】 縁板の一方を受けるための縁束(エンヅカ)と縁束の間に渡した横木。
えん-かずら: ―カヅラ [3] 【縁葛】 縁板の一方を受けるための縁束(エンヅカ)と縁束の間に渡した横木。
おんな-かずら: ヲンナカヅラ 【女葛】 植物センキュウ(川芎)の古名。
かかずらう: 【係う・拘う】 (1)(面倒なことに)かかわりを持つ。関係する。かかわる。 「そんなことに―・ってはいられない」 (2)ささいなことやつまらないことにこだわる。拘泥する。 「つまらないことに―・う」 (3)仕事に携わる。従事する。 「なにがしの朝臣の小鷹に―・ひて/源氏(松風)」 (4)つきまとう。まといつく。 「懸想だち,涙を尽し―・はむも/源氏(夕霧)」