あお-ぎり 意味
- アヲ― [0][2]
【青桐】
アオギリ科の落葉高木。樹皮は緑色。葉は大きく掌状で,先が三~五裂し,葉柄は長い。夏,薄黄色の小花が咲き,果実は成熟前に裂開して舟状になり,縁に球状の種子をつける。材を家具・楽器などにする。漢名,梧桐(ゴトウ)。[季]夏。
関連用語
あおぎり: 【青桐】 アオギリ科の落葉高木。樹皮は緑色。葉は大きく掌状で,先が三~五裂し,葉柄は長い。夏,薄黄色の小花が咲き,果実は成熟前に裂開して舟状になり,縁に球状の種子をつける。材を家具・楽器などにする。漢名,梧桐(ゴトウ)。﹝季﹞夏。
ぎり: 【義理】 (1)物事の正しい道筋。人間のふみおこなうべき正しい道。道理。 (2)対人関係や社会関係の中で,守るべき道理として意識されたもの。道義。 「―を欠く」「―と人情の板挟み」「今さら頼めた―ではない」 (3)他人との交際上やむを得ずしなければならないこと。 「お―で顔を出す」 (4)意味。わけ。 「苗代(ナワシロ)の代といふは,かはるといふ―也/三冊子」 (5)直接血縁関
あお: 【襖】 〔「襖」の字音「あう」の転〕 (1)武官の朝服。「闕腋(ケツテキ)の袍(ホウ)」に同じ。 (2)「狩衣(カリギヌ)」に同じ。狩襖(カリアオ)。 「萩の―,紫苑の織物の指貫(サシヌキ)着て/更級」 (3)袷(アワセ)または綿入れの衣。襖子(アオシ)。 「紺の洗ひざらしの―着/宇治拾遺 11」 〔原始衣服と大陸から伝わったものが混在・融合したもの〕 ; 【青】 ※一※
ぎり-ぎり: (渦をまいていることから) 頭のつむじ。「爪先より―まで/浄瑠璃・宵庚申(上)」
あお-あお: アヲアヲ [3] 【青青・蒼蒼】 (副)スル いかにも青くきわ立っているさま。「―(と)茂る森」
ぎりぎり: 〔渦をまいていることから〕 頭のつむじ。 「爪先より―まで/浄瑠璃・宵庚申(上)」 ; (1)強く力を入れたり,巻きつけたりするさまを表す語。 「―と力を入れてねじ込む」「―(と)しばる」 (2)物が強くふれあう音や,そのさまを表す語。 「―(と)歯をくいしばる」 ; 【限り限り】 許される範囲いっぱいで,それ以上余地のない・こと(さま)。限界。限度。極限。副詞的にも用
ぎりぎりの: 果ての; 限界の; 末端の
ねぎり-こぎり: [4] 【値切り小切り】 (同義の語を重ねて強めたもの) あれこれ言って値切ること。
あおあお: 【青青・蒼蒼】 いかにも青くきわ立っているさま。 「―(と)茂る森」
あき-ぎり: [2] 【秋霧】 秋に立つ霧。
あさ-ぎり: [2] 【朝霧】 明け方に立つ霧。 夕霧 [季] 秋。《―や村千軒の市の音/蕪村》
あつ-ぎり: [0] 【厚切り】 物を厚く切ること。また,その切ったもの。 薄切り 「―パン」
あま-ぎり: 【雨霧】 小雨のような霧。「佐保山に立つ―の消ぬべく思ほゆ/万葉 3036」
あら-ぎり: [0] 【粗切り・荒切り】 (1) あらく大まかに切ること。粗雑に切ること。 (2) あらく刻んだタバコ。特に,薩摩の国府タバコを五分切りにした上等のタバコ。「―は一と夜さきりの晴れに買ひ/柳多留 2」
いい-ぎり: イヒ― [0] [1] 【飯桐・椅】 イイギリ科の落葉高木。本州以西から東アジアに分布。高さ15メートル内外。雌雄異株。幹はキリに似る。葉は心臓形。秋にナンテンに似た赤い球形の果実をつける。昔,この葉で飯を包んだという。ナンテンギリ。