あお-の・ける 意味

発音を聞く:
  • アフ― [4][0]
    【仰のける】
    (動カ下一)[文]カ下二 あふの・く
    (顔を)上に向ける。あおむける。「笠を―・けて見る」

関連用語

        あおのける:    【仰のける】 (顔を)上に向ける。あおむける。 「笠を―・けて見る」
        あおむける:    【仰向ける】 上に向ける。顔や物の表面を上に向ける。あおのける。 ⇔うつむける 「顔を―・ける」
        あおり-つ・ける:    アフリ― [0] [5] 【煽り付ける】 (動カ下一) [文] カ下二 あふりつ・く (1) 盛んにおだてる。おだてあげる。「思入れ―・けて,おごらせてやらうではねえか/滑稽本・八笑人」 (2) (「呷り付ける」と書く)酒などをぐいぐいと飲む。続けて飲む。「コップに半分ばかり一息に―・けて/多情多恨(紅葉)」
        あお-む・ける:    アフ― [4] [0] 【仰向ける】 (動カ下一) [文] カ下二 あふむ・く 上に向ける。顔や物の表面を上に向ける。あおのける。 うつむける 「顔を―・ける」
        あおくも-の:    アヲ― 【青雲の】 (枕詞) 地名「白肩」に,また,青雲の出るのを望む意から「出(イ)で来(コ)」にかかる。「―白肩津に泊てたまひき/古事記(中訓)」「―いで来我妹子(ワギモコ)相見て行かむ/万葉 3519」
        あおはた-の:    アヲハタ― 【青旗の】 (枕詞) 青々と木の茂ったさまを青旗に見立てて,「木幡(コハタ)」「葛城(カズラキ)山」「忍坂(オサカ)の山」にかかる。「―木幡の上を通ふとは/万葉 148」「―葛城山にたなびける白雲隠る/万葉 509」
        あおば-の-ふえ:    アヲ― 【青葉の笛】 (1) 神戸市須磨寺にある平敦盛が秘蔵したと伝える笛。小枝(サエダ)の笛。 (2) 高倉天皇秘蔵の笛。
        あおやぎ-の:    アヲ― 【青柳の】 (枕詞) (1) 青柳の葉が女の眉(マユ)に似るところから,「細き眉」にかかる。「―細き眉根を咲みまがり/万葉 4192」 (2) 青柳の枝を糸に見立て,「いと」「いとど」に,また,枝を鬘(カズラ)にするところから,地名「葛城山」にかかる。「―いとさだめなき人のこゝろを/拾遺(恋三)」「―葛城山に春風ぞ吹く/新古今(春上)」
        あお-の・く:    アフ― [3] [0] 【仰のく】 ■一■ (動カ五 [四] ) 上を向く。あおむく。 [ヘボン] ■二■ (動カ下二) あおのける
        かも-の-あおい:    ―アフヒ [1] 【賀茂葵】 フタバアオイの別名。
        ささ-の-あお:    ―アヲ 【篠青】 襲(カサネ)の色目の名。表は白か青,裏は青。四季通用。柳襲(ヤナギガサネ)。
        のち-の-あおい:    ―アフヒ 【後の葵】 賀茂の祭の当日に簾(スダレ)などに掛けた葵を,祭りが過ぎてもそのまま付けておいたもの。「祭過ぎぬれば,―不用なりとて,ある人の御簾なるを皆取らせられ侍りしが/徒然 138」
        の・ける:     [0] 【退ける・除ける】 (動カ下一) [文] カ下二 の・く (1) 現在の位置から去らせる。どける。《退》「押し―・ける」「それがしを―・けうよりもそちがのけ/狂言・牛馬」 (2) 物をよそへ移す。どける。《除》「石を―・ける」 (3) 除外する。取りのぞく。《除》「虫の食った豆は―・けておく」「部屋代と食費を―・けると,手もとにいくらも残らない」「取り―・ける」 (
        あおりつける:    【煽り付ける】 (1)盛んにおだてる。おだてあげる。 「思入れ―・けて,おごらせてやらうではねえか/滑稽本・八笑人」 (2)(「呷り付ける」と書く)酒などをぐいぐいと飲む。続けて飲む。 「コップに半分ばかり一息に―・けて/多情多恨(紅葉)」
        あおいろ-の-ほう:    アヲ―ハウ 【青色の袍】 麹塵

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