あお-ゆ 意味
- アヲ― [0]
【青柚】
ユズの実の,まだ熟さないで青いもの。[季]夏。《葉かげなる数へる程の―かな/虚子》
関連用語
ゆ: (1)五十音図ヤ行第三段の仮名。硬口蓋と前舌との間を狭めて発する半母音と後舌の狭母音とから成る音節。 (2)平仮名「ゆ」は「由」の草体。片仮名「ユ」は「由」の末二画の変形。 ; 【弓】 ゆみ。他の語と複合して用いる。 「―がけ」「―はず」「―づか」「―づる」 ; 【湯】 (1)水を煮えたたせて熱くしたもの。 「―ざまし」「鉄瓶の―がたぎっている」 (2)入浴するため,あた
あお: 【襖】 〔「襖」の字音「あう」の転〕 (1)武官の朝服。「闕腋(ケツテキ)の袍(ホウ)」に同じ。 (2)「狩衣(カリギヌ)」に同じ。狩襖(カリアオ)。 「萩の―,紫苑の織物の指貫(サシヌキ)着て/更級」 (3)袷(アワセ)または綿入れの衣。襖子(アオシ)。 「紺の洗ひざらしの―着/宇治拾遺 11」 〔原始衣服と大陸から伝わったものが混在・融合したもの〕 ; 【青】 ※一※
あお-あお: アヲアヲ [3] 【青青・蒼蒼】 (副)スル いかにも青くきわ立っているさま。「―(と)茂る森」
あおあお: 【青青・蒼蒼】 いかにも青くきわ立っているさま。 「―(と)茂る森」
あさ-ゆ: [2] 【朝湯】 朝,風呂に入ること。朝風呂。
あし-ゆ: [0] 【足湯・脚湯】 きゃくとう
あた・ゆ: 【与ゆ】 (動ヤ下二) (「あたふ(与)」の転。中世後期から近世へかけての語。終止形は普通「あたゆる」) あたえる。「薬ヲ―・ユル/日葡」「恥辱を―・ゆる仕様あり/浮世草子・禁短気」
あつ・ゆ: 【篤ゆ】 ■一■ (動ヤ下二) 病気が重くなる。あつしる。「遘疾(ヤマイ)―・えて,大漸(トコツクニ)に至る/日本書紀(雄略訓)」 ■二■ (動ヤ上二) {■一■}に同じ。「大宮も頼もしげなくのみ―・い給へるに/源氏(澪標)」
あつ-ゆ: [0] 【熱湯】 熱めの風呂。「―好きの江戸っ子」
あま・ゆ: 【甘ゆ】 (動ヤ下二) あまえる
あめ-ゆ: [0] 【飴湯】 飴を湯で煮とかして,肉桂などを入れたもの。胃腸の薬とされ,夏の飲み物。 [季] 夏。
あら-ゆ: [0] 【新湯】 まだだれも入っていない風呂の湯。しんゆ。さらゆ。
あん-ゆ: [0] [1] 【暗喩】 隠喩
あ・ゆ: 【肖ゆ】 (動ヤ下二) 似る。あやかる。「鞆(ホムタ)を負(ハ)きたまへるに―・えたまへり/日本書紀(応神)」「その,たなばたの裁ち縫ふ方をのどめて,長き契りにぞ―・えまし/源氏(帚木)」
あ-ゆ: [1] 【阿諛】 (名)スル 相手の気に入るようなことを言ったりしたりすること。へつらい。「―追従(ツイシヨウ)」