あかえそ 意味
- 【赤狗母魚・赤鱛】
ハダカイワシ目の海魚。全長約25センチメートル。体は円筒形で細長く,背側は灰赤色。練り製品の原料にする。本州中部以南の砂地に分布。
関連用語
あか-えそ: [0] 【赤狗母魚・赤鱛】 ハダカイワシ目の海魚。全長約25センチメートル。体は円筒形で細長く,背側は灰赤色。練り製品の原料にする。本州中部以南の砂地に分布。
あかえ: 【赤絵】 (1)赤を主調とし,緑・紫・青などの顔料で上絵付けをした陶磁器。中国では宋代から見られ,日本では正保年間(1644-1648)に柿右衛門が取り入れ,同時期に九谷でも行われるようになった。 (2)幕末から明治にかけて赤色を多く用いた錦絵(ニシキエ)。 (3)疱瘡絵(ホウソウエ)の別名。
えそ: 【狗母魚・鱛】 ハダカイワシ目エソ科の海魚の総称。全長25~50センチメートル。からだはほぼ円筒形で細長く,尾部に向かって細くなる。体色と斑紋は種により異なり,日本近海には,マエソ・アカエソ・トカゲエソなど約一五種がいる。いずれも肉は白く美味であるが,小骨が多い。上等なかまぼこの原料にする。温帯から熱帯の砂泥底に分布。 ; 【絵素】 ⇒画素(ガソ)
あかえい: 【赤鱝・赤鱏】 エイ目の海魚。全長1メートル余り。頭胴部は扁平で五角形に近く,長い鞭(ムチ)状の尾に一~三本の毒針がある。背面は暗褐色で,周辺は黄色。食用。本州中部以南の沿岸に分布。アカエ。﹝季﹞夏。
あかえぞ: 【赤蝦夷】 「赤人(アカヒト)」に同じ。
あかえび: 【赤海老】 海産のエビ。体長約10センチメートル。体色は淡赤色で細い紫赤色の斑紋がある。全体は細毛でおおわれ,頭胸甲の後側部に発音器官をもつ。むきえび・干しえびなどに加工。瀬戸内海・有明海などに多い。
あかえぼし: 【赤烏帽子】 赤く塗った烏帽子。烏帽子は黒塗りが普通であることから,変わった物,また変わったものを好むことにいう。 →亭主の好きな赤烏帽子
あかえり: 【赤襟】 (1)赤いえり。赤い半襟。 (2)〔赤い半襟をかけたことから〕 年若い芸者。半玉(ハンギヨク)。
こあかえ: 【古赤絵】 中国明代の赤絵のうち,景徳鎮民窯で万暦以前のものの総称。下地に染付を用いない。一六世紀前半が最盛期。
こ-あかえ: ―アカヱ [2] 【古赤絵】 中国明代の赤絵のうち,景徳鎮民窯で万暦以前のものの総称。下地に染付を用いない。一六世紀前半が最盛期。
ごすあかえ: 【呉須赤絵】 磁器の一。呉須手(ゴスデ)のうち,赤を主体とし,緑・トルコ青などで奔放な図柄の上絵付けをしたもの。茶人が愛好した。赤呉須。
ごす-あかえ: ―アカヱ [3] 【呉須赤絵】 磁器の一。呉須手(ゴスデ)のうち,赤を主体とし,緑・トルコ青などで奔放な図柄の上絵付けをしたもの。茶人が愛好した。赤呉須。
そうあかえ: 【宋赤絵】 中国宋代(金代)に創始された赤絵陶器。素地(キジ)に白化粧し,釉(ウワグスリ)の上から赤・黄・緑の顔料で花鳥などの簡素な文様を描く。
そう-あかえ: ―アカヱ [3] 【宋赤絵】 中国宋代(金代)に創始された赤絵陶器。素地(キジ)に白化粧し,釉(ウワグスリ)の上から赤・黄・緑の顔料で花鳥などの簡素な文様を描く。
あかえぞまつ: 【赤蝦夷松】 マツ科の常緑高木。樹皮は赤褐色で,鱗(ウロコ)状に割れて落ちる。北海道・南千島・サハリンに産し,建材・パルプ・楽器に用いる。シンコマツ。