あかえり 意味
- 【赤襟】
(1)赤いえり。赤い半襟。
(2)〔赤い半襟をかけたことから〕
年若い芸者。半玉(ハンギヨク)。
関連用語
あか-えり: [0] 【赤襟】 (1) 赤いえり。赤い半襟。 (2) (赤い半襟をかけたことから) 年若い芸者。半玉(ハンギヨク)。
えり-あか: [0] 【襟垢】 襟についた垢。
かえり: 【反り】 〔「かえり(返)」と同源〕 ※一※ ③ (名) (1)うらがえること。くつがえること。 (2)「反(カエ)り角(ヅノ)」に同じ。 ※二※ (接尾) 助数詞。数や数の不定を表す和語に付いて,回数を表すのに用いる。たび。回。 「いまひと―われにいひて聞かせよ/更級」 ――をさ・す 鳥が首を羽の下に入れたり,背につけたりして寝る。 「右のつばさに―・し/仮名草子・伊曾保
あかえ: 【赤絵】 (1)赤を主調とし,緑・紫・青などの顔料で上絵付けをした陶磁器。中国では宋代から見られ,日本では正保年間(1644-1648)に柿右衛門が取り入れ,同時期に九谷でも行われるようになった。 (2)幕末から明治にかけて赤色を多く用いた錦絵(ニシキエ)。 (3)疱瘡絵(ホウソウエ)の別名。
えりあか: 【襟垢】 襟についた垢。
あまた-かえり: ―カヘリ 【数多返り】 (副) (「かえり」は回数の意) 何度も。何回も。「御文は明くる日ごとに,―づつ奉らせ給ふ/源氏(総角)」
いきかえり: 【行き帰り】 「ゆきかえり」に同じ。 「学校への―」
いき-かえり: ―カヘリ [0] 【行き帰り】 (名)スル 「ゆきかえり」に同じ。「学校への―」
おかえり: 【お帰り】 ※一※ (名) 帰ることの尊敬語。 「お客様の―だ」「―は何時頃になりますか」 ※二※ (感) 「お帰りなさい」の略。
お-かえり: ―カヘリ [0] 【お帰り】 ■一■ (名) 帰ることの尊敬語。「お客様の―だ」「―は何時頃になりますか」 ■二■ (感) 「お帰りなさい」の略。
かえりいず: 【帰り出づ】 (1)もといた場所に戻って姿を見せる。 「女,内侍のもとに―・でて/竹取」 (2)帰るために,ある所から出る。 「みなその急ぐべきものどもなどとり具しつつ―・で侍にし/源氏(蜻蛉)」
かえりうち: 【返り討ち】 かたきを討とうとして,相手に逆に討たれること。 「―にあう」
かえりうま: 【帰り馬】 荷や客を送り届けた帰り掛けの馬。普通より安い。戻り馬。 「親方,―だが乗つてくんなさい/滑稽本・膝栗毛(初)」
かえりがけ: 【帰り掛け】 (1)帰ろうとする時。 (2)帰る途中。帰り道。 ⇔行き掛け 「―に立ち寄る」
かえりきく: 【還り聞く】 めぐりめぐって耳に入る。伝え聞く。 「もしは侍どもの―・かんこと,返す返すはづかしう候へば/平家 10」