あかじ-の-にしき-の-ひたたれ 意味

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  • ―ヂ―
    【赤地の錦の直垂】

    赤地の錦で作った直垂。源平時代以後,大将級の人物が鎧(ヨロイ)の下に着用した。

関連用語

        あかじのにしきのひたたれ:    【赤地の錦の直垂】 赤地の錦で作った直垂。源平時代以後,大将級の人物が鎧(ヨロイ)の下に着用した。
        ぬの-ひたたれ:     【布直垂】 麻などの布製の直垂。江戸時代には五位の武家,すなわち諸大夫以上の礼服となり,大紋(ダイモン)と称した。
        ひたたれ:    【直垂】 (1)垂領(タリクビ)・闕腋(ケツテキ)・広袖で,組紐(クミヒモ)の胸紐・菊綴(キクトジ)があり,袖の下端に露(ツユ)がついている上衣と,袴と一具となった衣服。古くは切り袴,のちには長袴を用いた。元来は庶民の労働着で,身幅・袖幅の狭い,布製の上衣であった。彼らが武士として活動するようになって,端袖(ハタソデ)を加え,共布の袴を着けるなど形を整えた。鎌倉時代には幕府出仕の公服となり,
        くさ-の-にしき:     [4] 【草の錦】 色づいた秋草を錦に見立てていう語。草紅葉。 [季] 秋。《別れ路や―を裁つ思ひ/几董》
        やみ-の-にしき:     【闇の錦】 「闇の夜の錦」に同じ。「山里の紅葉は―なりけり/和泉式部集」
        ふたご-の-あかじ:     [0] - [0] 【双子の赤字】 アメリカにおける財政赤字と国際収支赤字の併存。レーガン政権による景気拡大のための国債発行による財政支出が財政赤字を生み,それに基づく有効需要の拡大による輸入の増加が国際収支赤字を生んだことをいう語。
        ぬのひたたれ:    【布直垂】 麻などの布製の直垂。江戸時代には五位の武家,すなわち諸大夫以上の礼服となり,大紋(ダイモン)と称した。
        ひたたれ-ぶすま:     [5] 【直垂衾】 領(エリ)と袖の付いた,直垂に似た形の夜具。
        よろい-ひたたれ:    ヨロヒ― [4] 【鎧直垂】 鎧の下に着込む直垂。通常の直垂より袖が短く,袖口と袴口は括(クク)り緒で括るようになっている。錦・綾などで仕立てられ華美なものが多い。平安末期から,中世まで用いられた。ひたたれ。
        にしき-の-みはた:     【錦の御旗】 (1) 官軍のしるしである旗。赤い錦地に日月を金銀で刺繍(シシユウ)したもの。 (2) その行為や主張を正当化し,権威づけるもの。「公害防止を―とする」
        のやま-の-にしき:     【野山の錦】 野山の草木が美しく紅葉したさまを錦に見たてていう語。 [季] 秋。《九重を中に―かな/蓼太》
        もみじ-の-にしき:    モミヂ― 【紅葉の錦】 (1) 一面に紅葉したもみじの美しさを錦に見たてていう語。「このたびは幣(ヌサ)も取りあへず手向山―神のまにまに/古今(羇旅)」 (2) 錦繍(キンシユウ)の美しい衣装のたとえ。「―に裁ち替へて参り給へるは/狭衣 4」
        ひたたれかみしも:    【直垂上下】 直垂と袴が同じ布で仕立ててあるもの。
        ひたたれぶすま:    【直垂衾】 領(エリ)と袖の付いた,直垂に似た形の夜具。
        ひたたれ-かみしも:     [5] 【直垂上下】 直垂と袴が同じ布で仕立ててあるもの。

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