あかず-の-もん 意味
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【開かずの門・不開の門】
(1)特別なとき以外は開けない門。また,開けることを不吉として開けない門。
(2)(花山天皇が出家の際にこの門から出てのち,忌んで開けなかったのでいう)
大内裏の偉鑒門(イカンモン)の異名。
関連用語
あかず-の-ま: [0] 【開かずの間】 開けることが禁止されている部屋。
あかずのもん: 【開かずの門・不開の門】 (1)特別なとき以外は開けない門。また,開けることを不吉として開けない門。 (2)〔花山天皇が出家の際にこの門から出てのち,忌んで開けなかったのでいう〕 大内裏の偉鑒門(イカンモン)の異名。
あかず: 【開かず】 あかない。また,あけてはならない。 「―の踏切」 ; 【飽かず】 〔動詞「飽く」の未然形に打ち消しの助動詞「ず」の付いたもの〕 (1)あきることなく。あきずに。たゆまず。 「―眺める」 (2)満足しないで。ものたりなく。 「人々―思ひてみな泣くを/更級」 ; 【赤酢】 (1)酒粕(サケカス)を原料としてつくる酢。甘みが強く,多く鮨(スシ)に使用。 (2
かず-もん: 【数紋】 ひいきの遊女や役者の紋を自分の紋と並べていくつもつけること。また,その紋。「上には卵色の縮緬(チリメン)に思日入れの―/浮世草子・一代男 7」
あか-もん: [0] 【赤門】 (1) 朱塗りの門。江戸時代,将軍家の息女を嫁に迎える大名はその居所である御守殿に朱塗りの門を建てる習わしであった。 (2) (旧加賀藩前田家上屋敷の赤門が残ることから) 東京大学の通称。「―出」
あかずきん: 【赤頭巾】 ヨーロッパの昔話。ペローの童話では,赤頭巾と呼ばれる少女が,母親の使いで祖母のもとへ行くが,食い殺した祖母になりすましていた狼(オオカミ)に食べられてしまう。グリム童話にも見え,猟師が狼を退治して二人を助ける挿話が加わる。
あかずな: 【赤砂】 ⇒金剛砂(コンゴウシヤ)
あかずのま: 【開かずの間】 開けることが禁止されている部屋。
あかずみ: 【赤墨】 「朱墨(シユズミ)」に同じ。
かずもん: 【数紋】 ひいきの遊女や役者の紋を自分の紋と並べていくつもつけること。また,その紋。 「上には卵色の縮緬(チリメン)に思日入れの―/浮世草子・一代男 7」
かずえ-の-かみ: カズヘ― 【主計頭】 主計寮(シユケイリヨウ)の長官。
かず-の-こ: [0] 【数の子】 (鰊(カド)の子の意) ニシンの卵巣を乾燥,または塩漬けにした食品。名を子孫繁栄に結び付け,正月などの祝儀膳(ゼン)に用いる。 [季] 新年。
かず-の-みや: 【和宮】 (1846-1877) 仁孝天皇の第八皇女。孝明天皇の妹。名は親子。公武合体論に伴って,1862年徳川家茂に降嫁。家茂の死後,剃髪して静寛院宮と号す。江戸城明け渡しに尽くした。
の-かずき: ―カヅキ 【篦被き】 鏃(ヤジリ)が矢竹に接する部分の称。「三人張の弓に十三束三伏―の上まで引きかけ/太平記 3」
ばあい-の-かず: ―アヒ― 【場合の数】 (数) さいころを何回か振ったときの目の出方などのように,ある事柄の起こり方の総数。