あかは 意味
- 【明衣】
(1)神事などの際に着る浄衣(ジヨウエ)。
(2)天皇が神事の際,沐浴のあとに着る帷子(カタビラ)。また,天皇の沐浴に奉仕する蔵人の着る帷子。あかはとり。あけのころも。
例文
もっと例文: 次へ>
- そやけど 人の汗や 手あかは 染み付いていくもんで➡
- 赤土(あかはに)が多い土壌から、この名がついた。
- 長野県には赤羽姓が多く、そこでは(あかはね)と読む。
- 居所から赤橋長時(あかはし ながとき)とも称される。
- 赤浜宿(あかはまじゅく)は、川越・児玉往還にあった宿場。
関連用語
あかはげ: 【赤禿】 (1)頭がすっかりはげていること。 (2)山に草木が生えていず,すっかり地肌が出ていること。
あかはし: 【赤橋】 北条氏の一族。北条久時の頃,赤橋氏を称した。
あかはじ: 【赤恥】 ひどい恥。あかっぱじ。 「―をかく」
あかはた: 【赤旗】 〔第二次大戦前は一般に「せっき」と呼んだ〕 1928年(昭和3)に創刊された日本共産党中央機関紙。35年に停刊。45年10月復刊され,途中 GHQ により一時発行禁止となるが,52年に復刊。 ; 【赤旗】 赤い色の旗。 (1)危険を示す信号としての旗。 (2)共産党・労働者などが掲げる旗。 (3)平氏の旗。源氏の白旗に対する。 (4)競技などで,失敗・無効を示す旗。
あかはだ: 【赤肌】 (1)すりむけて赤くなった肌。 (2)山に草木がなく,地肌がすっかり出ていること。 「―の山」 (3)「赤裸{(1)}」に同じ。
あかはだか: 【赤裸】 (1)身に何もまとっていないこと。すっぱだか。まっぱだか。赤肌。 (2)財産などが何もないこと。 「火事で焼け出され―になる」
あかはだ-やき: [0] 【赤膚焼】 奈良市近郊の五条山(赤膚山)で作られる陶器。創始期は不明。江戸後期に郡山城主柳沢尭山(1753-1817)が再興し,天保年間(1830-1844)に名工木白(モクハク)が出て名高くなった。遠州七窯の一。
あかはとり: 【明衣】 ⇒あかは(明衣)(2)
あかはな: 【赤鼻】 〔「あかばな」とも〕 色の赤い鼻。
あかはら: 【赤腹】 (1)スズメ目ツグミ科の鳥。ツグミ大で,背面は暗緑褐色,胸・脇が赤茶色,腹中央は白色。本州中部以北の森林地帯で繁殖し,冬は暖地に渡る。繁殖期に雄は美しい声で鳴く。 (2)イモリの俗称。﹝季﹞夏。 (3)〔繁殖期に腹部が赤くなることから〕 ウグイの異名。
あかはた-じけん: 【赤旗事件】 1908年(明治41)6月22日に起こった社会主義者弾圧事件。神田錦輝館で行われた社会主義者山口義三の出獄歓迎会の帰途,「無政府共産」と書いた赤旗を押し立て行進に移ろうとした際,警官隊と衝突して堺利彦・大杉栄ら一三名が検挙された。錦輝館事件。
あかはだやき: 【赤膚焼】 奈良市近郊の五条山(赤膚山)で作られる陶器。創始期は不明。江戸後期に郡山城主柳沢尭山(1753-1817)が再興し,天保年間(1830-1844)に名工木白(モクハク)が出て名高くなった。遠州七窯の一。
あかはつたけ: 【赤初茸】 ハラタケ目のキノコ。松林に産し,ハツタケに似る。傷つけると橙黄色の乳を出し,のち,緑変する。有毒のカラハツタケにも似る。食用。
あかはら-いもり: ―ヰ― [5] 【赤腹蠑螈】 イモリの別名。
あかはしもりとき: 【赤橋守時】 (?-1333) 鎌倉幕府最後の執権。妹は足利尊氏の室。新田義貞の鎌倉攻めの際,防戦の末自刃。