あかひも 意味
- 【赤紐】
(1)赤いひも。
(2)大嘗祭(ダイジヨウサイ)などのときに,小忌衣(オミゴロモ)の右の肩につける紅色のひも。
(3)舞人が藍摺(アイズ)りの小忌衣の左の肩につけたひも。
関連用語
たかひも: 【高紐】 (1)鎧(ヨロイ)の胴の綿上(ワタガミ)と胸板とをつなぐ紐。一連ではなく着脱に便利なように,一方を責鞐(セメコハゼ)という紐の輪とし,他方から出した金属・角などで作った笠鞐(カサコハゼ)というボタンをこれにかけて,つなぐようになっている。 →大鎧 (2)当世具足の引き合わせの緒の称。
あか-ひも: [0] 【赤紐】 (1) 赤いひも。 (2) 大嘗祭(ダイジヨウサイ)などのときに,小忌衣(オミゴロモ)の右の肩につける紅色のひも。 (3) 舞人が藍摺(アイズ)りの小忌衣の左の肩につけたひも。
あかひげ: 【赤髭】 (1)赤いひげ。また,赤いひげの人。 (2)西洋人をののしっていう語。 (3)スズメ目ツグミ科の鳥。体形・鳴き声・習性ともコマドリに似る。胸は黒,腹は白。種子島・奄美(アマミ)大島・琉球諸島などにすむ。リュウキュウコマドリ。
あかひこ: 【赤彦】 ⇒島木(シマキ)赤彦
あかひと: 【赤人】 江戸後期,蝦夷(エゾ)の択捉(エトロフ)・得撫(ウルツプ)などに来航したロシア人を,日本人が呼んだ呼称。赤蝦夷(アカエゾ)。 〔赤ら顔,あるいは赤い服を着ていたからという〕 ; 【赤人】 ⇒山部(ヤマベノ)赤人
あかひとで: 【赤海星】 ヒトデの一種。腕は五本で美しい朱色。腕の長さは5センチメートル内外。本州以南に広く分布し,外洋に面した砂地にすむ。
しまき-あかひこ: 【島木赤彦】 (1876-1926) 歌人。長野県生まれ。本名,久保田俊彦。長野師範卒。アララギ派に属し,伊藤左千夫に師事。近代感覚の主情的な作風を示すが,後年,生命感の表現を写生道に見,東洋的な自然詠へと歌境を深めた。歌集「切火」「氷魚」「太虗集」,歌論「歌道小見」など。
しまきあかひこ: 【島木赤彦】 (1876-1926) 歌人。長野県生まれ。本名,久保田俊彦。長野師範卒。アララギ派に属し,伊藤左千夫に師事。近代感覚の主情的な作風を示すが,後年,生命感の表現を写生道に見,東洋的な自然詠へと歌境を深めた。歌集「切火」「氷魚」「太虗集」,歌論「歌道小見」など。
やまべのあかひと: 【山部赤人】 奈良前期の官人・歌人。三十六歌仙の一人。伝未詳。万葉集所収の長歌・短歌五〇首から,聖武天皇に従駕したこと,諸国を旅したことが知られる。短歌にすぐれ,清澄優美な叙景歌が多い。後世柿本人麻呂とともに歌聖として仰がれた。生没年未詳。
やまべ-の-あかひと: 【山部赤人】 奈良前期の官人・歌人。三十六歌仙の一人。伝未詳。万葉集所収の長歌・短歌五〇首から,聖武天皇に従駕したこと,諸国を旅したことが知られる。短歌にすぐれ,清澄優美な叙景歌が多い。後世柿本人麻呂とともに歌聖として仰がれた。生没年未詳。
かひ: 【下婢】 召し使いの女。下女。女中。はしため。 ; 【化肥】 「化学肥料(カガクヒリヨウ)」の略。
ひも: 【氷面】 氷の張った表面。歌では多く「紐(ヒモ)」にかけて用いられる。 「あしひきの山井の水は凍れるをいかなる―の解くるなるらむ/枕草子 90」 ; 【悲母】 ⇒ひぼ(悲母) ; 【紐】 (1)物をくくったり,結んだり,しばりつけたりする細長いもの。糸より太く,綱より細いものをいう。ひぼ。 「―を解く」「荷物に―を掛ける」 (2)女を働かせ金品をみつがせている情夫を俗にい
いかひ: 【異花被】 花被に,萼(ガク)と花冠とのはっきりした区別があること。双子葉植物の花に多い。
い-かひ: ―クワヒ [2] 【異花被】 花被に,萼(ガク)と花冠とのはっきりした区別があること。双子葉植物の花に多い。
かひつ: 【加筆】 文章や絵に筆を加えて修正や追加をすること。 「―訂正」「草稿に―する」