あから・む 意味
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【赤らむ】
■一■ (動マ五[四])
(1)ちょっと赤くなる。赤みを帯びる。「桜のつぼみが―・む」
(2)(興奮・恥ずかしさなどで)顔色が赤くなる。「恥ずかしさに顔も―・む思いをする」
■二■ (動マ下二)
あからめる
- あか・む: 【赤む】■一■ (動マ四)赤くなる。赤らむ。「面―・みて,げに苦しげなるまで御目も泣きはれ給へり/落窪 1」■二■ (動マ下二)あかめる
- あから: 【赤ら】 〔「ら」は接尾語〕 (1)他の語の上に付いて複合語をつくる。(ア)赤みを帯びているさまを表す。 「―顔」(イ)つやつやと赤みを帯びて,美しいさまを表す。「―おとめ」 (2)〔飲めば顔が赤くなるところから〕 酒の異名。 「先祖より酒の家に生れ,―飲めと言はれてこのかた/浮世草子・二十不孝 5」
- から・む: [2] 【絡む・搦む】■一■ (動マ五[四])(1)細い物が他の物の周りに巻きつく。また巻きついて,動きなどを妨げる。「つたが―・む」「脚に釣糸が―・んで飛べない鳥」(2)まといつく。つきまとう。「袖に―・む」「さすがにたはしきに,―・みまはさせておきたらむ/落窪 1」(3)関係をもつ。(ア)別のことが関連して,事態を複雑にする。「金銭問題が―・む」(イ)ある事に関連する。「入試に―・むうわさ