あかりしょいん 意味
関連用語
あかり-しょいん: ―ヰン [4] 【明(か)り書院】 付
あかりしょうじ: 【明(か)り障子】 明かりを取り入れるために,片面に白紙を貼った障子。今日の障子のこと。紙障子。あかりそうじ。 「妻戸に―たてたり/宇治拾遺 5」 →障子(シヨウジ)
おく-しょいん: ―シヨヰン [3] 【奥書院】 奥の方にある書院。 表書院
くろ-しょいん: ―シヨヰン [3] 【黒書院】 (「くろじょいん」とも) 柱や長押(ナゲシ)などの木部に面皮材を用い,また色付けなどを施して仕上げた内向きの書院。江戸城では,高位のものが詰めた。 白書院
しょいん: 【書音】 手紙・書状。 「ヒサビサ―ヲ通ゼヌ/日葡」 ; 【署員】 警察署・税務署など「署」と名の付く役所に勤務する人。 ; 【所員】 出張所・研究所など「所」と名の付く組織に所属している人。 ; 【書淫】 読書にふけること。書物を非常に愛好すること。また,その人。 ; 【書院】 (1)禅宗寺院では住持の,公家・武家住宅では居間兼書斎として用いた部屋。慶長(159
しょいんし: 【書院紙】 〔「書院造り」の明かり障子に用いたところから〕 美濃紙(ミノガミ)の異名。しょいんがみ。
しょいん-し: ―ヰン― [2] 【書院紙】 (「書院造り」の明かり障子に用いたところから) 美濃紙(ミノガミ)の異名。しょいんがみ。
しょいん-だな: ―ヰン― [2] 【書院棚】 「付け書院」に同じ。
しょいん-どこ: ―ヰン― [2] 【書院床】 「付け書院」に同じ。
しょいん-ばん: ―ヰン― [2] [0] 【書院番】 江戸幕府の職名。若年寄の配下で,営内を警備し,将軍外出の際には行列に従って警護にあたるほか,遠国出張や毎年交替で駿府在番などの役をつとめる。御書院番。
しょいん-まど: ―ヰン― [4] 【書院窓】 書院造りで明かり障子をはめた窓。
しろ-しょいん: ―シヨヰン [3] 【白書院】 檜(ヒノキ)の柾目(マサメ)を用い,白木のままで漆塗りせずに仕上げた表向きの書院。江戸城内のものが有名。 黒書院
つけ-しょいん: ―シヨヰン [3] 【付(け)書院】 書院造りで,床の間わきの縁側に張り出して設けた出窓のような部分。文机(フヅクエ)ほどの高さの板張りの前方に明かり障子をつけたもの。鎌倉末期から室町時代にかけて住宅に設けられた造りつけの出文机(イダシフヅクエ)が,座敷の装飾となったもの。書院床(ドコ)。書院棚。書院構え。明かり床。明かり書院。 出文机
ひら-しょいん: ―シヨヰン [3] 【平書院】 付け書院の簡略化されたもので,縁側に張り出さずに,明かり障子を立てた書院窓だけを設けた書院。
おくしょいん: 【奥書院】 奥の方にある書院。 ⇔表書院