あか・す 意味

発音を聞く:
  • [2]
    【飽かす】

    ■一■ (動サ五[四])
    (下一段動詞「飽かせる」の五段化)
    (1)飽きさせる。「人を―・さない」
    (2)満足するまで十分使う。「金に―・して建てた家」「暇に―・す」
    ■二■ (動サ下二)
    あかせる

関連用語

        あかし-くら・す:     【明かし暮らす】 (動サ四) 夜を明かし,日を暮らす。月日を送る。「涙にひぢて―・させたまへば/源氏(桐壺)」
        あそび-あか・す:     [5] 【遊び明かす】 (動サ五 [四] ) (1) 夜どおし遊ぶ。また,遊んで長い時間を過ごす。 (2) 詩歌・管弦などをして夜どおし遊ぶ。「夜もすがら―・し給ふ/源氏(胡蝶)」
        うち-あか・す:     【打ち明かす】 (動サ四) 打ち明ける。「はじめから何もかも―・して/人情本・梅児誉美(初)」
        かたり-あか・す:     [5] [0] 【語り明かす】 (動サ五 [四] ) 話をし合って夜を明かす。夜の明けるまで話す。「秋の夜を―・す」
        たち-あか・す:     [0] [4] 【立(ち)明かす】 (動サ五 [四] ) 立ったまま夜を明かす。「一晩中門前で―・す」
        とき-あか・す:     [4] [0] 【説(き)明かす】 (動サ五 [四] ) 物事の意味・内容をよくわかるように説く。説明する。「古典の内容を―・す」 [可能] ときあかせる
        ながめ-あか・す:     【眺め明かす】 (動サ四) 物思いにふけって夜をあかす。「御格子も参らで―・し給うければ/源氏(須磨)」
        なき-あか・す:     [4] 【泣(き)明かす】 (動サ五 [四] ) 泣き続けて夜を過ごす。また,明けても暮れても泣いてばかりいる。「泣いて泣いて―・す」
        なげき-あか・す:     【嘆き明かす】 (動サ四) 嘆き続けて夜を明かす。嘆き悲しんで月日を送る。「なきくらし,―・す月日はかなくすぎゆく/宇津保(俊蔭)」
        のみ-あか・す:     [4] [0] 【飲(み)明かす・呑み明かす】 (動サ五 [四] ) 夜どおし酒を飲み続ける。「友人と一晩―・す」
        まち-あか・す:     [0] [4] 【待(ち)明かす】 (動サ五 [四] ) 来るのを待ちながら夜を明かす。転じて,長く待つ。「吉報を―・す」「暁方(アケガタ)まで―・せ/鉄仮面(涙香)」
        あか:    【銅】 「あかがね」の略。 「―の鍋」 ; 【淦】 船底にたまった水。ふなゆ。淦水(カンスイ)。ビルジ。 〔漁師・水夫の用いる忌み詞。「閼伽(アカ)」の転か〕 ; 【亜科】 生物分類上の一階級。科と属の中間に位する。 ; 【赤】 ※一※ (名) (1)色の名。(ア)三原色の一。血のような色。(イ)桃色・橙(ダイダイ)色・あずき色・茶色など,赤系統の色の総称。 (2
        あか-あか:     [3] 【赤赤】 ■一■ (副) いかにも赤く際立っているさま。真っ赤なさま。「―(と)燃える」「―(と)照り映える夕日」 ■二■ (名) (女房詞) あずき。あか。
        :    (1)五十音図サ行第三段の仮名。歯茎摩擦音の無声子音と後舌の狭母音から成る音節。 (2)平仮名「す」は「寸」の草体。片仮名「ス」は「須」の末三画の行書体。 ; 【素】 ※一※ ①◎ (名) 他のものが付け加わらず,そのものだけの状態。 「―のままの顔」「姫はいつも―なる底深き目なざしもて/浴泉記(喜美子)」 ※二※ (接頭) (1)名詞に付く。(ア)他のものがまじらずそのものだ
        あかあか:    【明明】 ともしびなどが明るく輝くさま。きわめて明るいさま。 「灯が―(と)ともる」 ; 【赤赤】 ※一※ (副) いかにも赤く際立っているさま。真っ赤なさま。 「―(と)燃える」「―(と)照り映える夕日」 ※二※ (名) 〔女房詞〕 あずき。あか。

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