あか-ね 意味
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【茜】
(1)(赤根の意)
アカネ科の多年草。本州以西の山野に自生する。茎はつる性で,逆向きのとげがある。葉は卵形で長い柄をもち,四個輪生する。秋,淡黄または白色の小花を葉腋につける。根は黄赤色で,アリザリンなどの色素を含み,染料とする。また,止血剤・解熱剤とする。
(2){(1)}の根から採った染料。
(3)「茜色」の略。
(4)アカトンボの異名。
――掘る
山野のアカネの根を掘り取る。[季]秋。《茜掘夕+もっと...日の丘を帰りけり/尾崎紅葉》
関連用語
ね-あか: [0] (名・形動) (「根が明るい」ということから) 生まれつき性格が明るいさま。また,そういう人。 ねくら
ね: (1)五十音図ナ行第四段の仮名。歯茎鼻音の有声子音と前舌の半狭母音とから成る音節。 (2)平仮名「ね」は「祢(禰)」の草体。片仮名「ネ」は「祢(禰)」の偏。 ; 〔近世江戸語以降の語。「ねえ」の形でも用いられる〕 ※一※ (終助) 文の末尾に用いられる。 (1)軽い詠嘆を表す。 「皆さん仲良しでいいわ―」「あら,すてきな洋服―」 (2)軽く念を押す気持ちを表す。 「ぼくの気持
ね、: 間投助詞
ね?: そうではないですか
あか: 【銅】 「あかがね」の略。 「―の鍋」 ; 【淦】 船底にたまった水。ふなゆ。淦水(カンスイ)。ビルジ。 〔漁師・水夫の用いる忌み詞。「閼伽(アカ)」の転か〕 ; 【亜科】 生物分類上の一階級。科と属の中間に位する。 ; 【赤】 ※一※ (名) (1)色の名。(ア)三原色の一。血のような色。(イ)桃色・橙(ダイダイ)色・あずき色・茶色など,赤系統の色の総称。 (2
あか-あか: [3] 【赤赤】 ■一■ (副) いかにも赤く際立っているさま。真っ赤なさま。「―(と)燃える」「―(と)照り映える夕日」 ■二■ (名) (女房詞) あずき。あか。
あお-ね: アヲ― [0] 【青嶺】 木が青々と茂っている山。青山(セイザン)。
あさ-ね: [2] [0] 【朝寝】 (名)スル 朝遅くまで寝ていること。あさい。 [季] 春。
あの-ね: [3] (感) 親しみをこめて呼びかける語。また,話のはじめや間にはさんで,言葉をつなぐ語。あのねえ。主に女性や子供が使う。「―,お願いがあるんだけど」
いい-ね: イヒ― [0] 【言(い)値】 売り手の言うとおりの値段。 付け値 「―で買う」
いろ-ね: (「いろ」は接頭語) 「いろえ」に同じ。「亦吾―磐長姫(イワナガヒメ)あり/日本書紀(神代下訓)」
いわ-ね: イハ― 【岩根】 (1) 岩の根もと。 (2) (「ね」は接尾語) 大きな岩石。岩が根。「―踏む生駒の山を越えてそ我(ア)が来る/万葉 3590」
うき-ね: 【浮き寝】 (1) 水鳥が水の上に浮いたまま眠ること。また,水上に停泊した船中で寝ることにたとえていう。「浮き」に「憂き」の意をかけて,不安な思いで寝る意を表す場合が多い。「海原に―せむ夜は/万葉 3592」「しきたへの枕ゆくくる涙にそ―をしける恋の繁きに/万葉 507」 (2) かりそめの添い寝。「かりなる―のほどを思ひ侍るに/源氏(帚木)」
うち-ね: 【打(ち)根・撃(ち)根】 打ち矢。また,そのやじり。
うな-ね: 【頸根】 うなじ。首ねっこ。「うとぶるものの―つきぬきて/祝詞(祈年祭)」