あがき 意味
- 【足掻き】
(1)悪い状態から抜け出そうとして,もがくこと。
「最期の―」「悪―」
(2)手足を動かすこと。
「独語(ヒトリゴ)ちつつ,―をゆるめぬ/自然と人生(蘆花)」
(3)馬などが足で地をかくこと。また,馬などが地面をかきつつ進むこと。
「馬の―の早きときは/即興詩人(鴎外)」
(4)(子供などが)いたずらをして騒ぐこと。
「昼の―に草臥(クタビレ)て/浄瑠璃・栬狩」
――が取れない
動きがとれない。取るべき手段・方法がなく,どう+もっと...しようもない。
例文
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- 私は fbi相手に無駄なあがきはしない
- 私は FBI相手に無駄なあがきはしない
- 無駄なあがきだったな 遊馬 アストラル!
- 最後に 悪あがきができて 楽しかったよ。
- 順位は上がっていく 最後のあがきで
関連用語
あがきみ: 【吾が君】 (1)親愛の気持ちをこめて相手を呼ぶ語。あなた。 「ただいままゐる。しばし。―/枕草子 99」 (2)尊敬の気持ちをこめて主君を呼ぶ語。あなた様。 「―の御ためにこそ/宇津保(俊蔭)」
わるあがき: 【悪足掻き】 (1)してもむだなのに,あせって甲斐のないことをすること。 「この段階で―してもむだだ」 (2)悪ふざけ。いたずら。 「男の子は―が過ぎます/滑稽本・浮世風呂 2」
わる-あがき: [3] 【悪足掻き】 (名)スル (1) してもむだなのに,あせって甲斐のないことをすること。「この段階で―してもむだだ」 (2) 悪ふざけ。いたずら。「男の子は―が過ぎます/滑稽本・浮世風呂 2」
悪あがき: 悪足掻き
悪あがきする: 争う; 踏んばる; 盾つく; 耐える; 立ち向かう; 立向かう; 手向かう; 踏張る; 盾突く; 踏み止まる; 反抗する; 歯向かう; 叛する; 辛抱する; ふん張る; あらがう; 踏止まる; 手むかう; 踏み堪える; 抵抗する; 踏み留まる; 踏留まる; 抗戦する; 歯むかう; 刃むかう; 抗する; じたばたする; 奮戦する; 楯突く; 踏みこたえる; 立向う; 踏みとどまる; 挑む; 耐忍
あが: 【吾が】 〔「あ」は一人称代名詞。「が」は格助詞〕 (1)(「が」は連体格)私の。自分の。わが。 「―胸痛し恋の繁きに/万葉 3767」 (2)(「が」は主格)私が。私は。 「安眠(ヤスイ)も寝ずて―恋ひ渡る/万葉 3633」 →あ →わが
がき: 【牙旗】 〔中国で,天子や大将の軍旗の竿頭を象牙で飾り,獣がきばで身を守るかたちとしたところから〕 天子や大将のいるところに立てる旗。大将旗。 ; 【瓦器】 (1)素焼きの土器。主に古代の土製品にいう。かわらけ。 (2)平安から室町にかけて近畿地方で用いられた軟質の土器。表面がいぶされて灰黒色を呈する。主に食器など日常容器に用いられた。 ; 【餓鬼】 (1)〔仏〕(ア)生前の
あがう: 【贖ふ】 〔「あかう」とも〕 (1)金品をもって罪をつぐなう。あがなう。 「臣が女韓媛と葛城の宅(イエ)七区(ナナトコロ)とを奉献(タテマツ)りて,以て罪を―・はむことを/日本書紀(雄略訓)」 (2)買い求める。あがなう。 「人に勧めて―・ひて放てり/霊異記(上訓注)」 (3)神に供え物をして加護を祈る。 「中臣の太祝詞(フトノリトゴト)言ひ祓(ハラ)へ―・ふ命も誰がために汝(ナ
あがく: 【足掻く】 〔(3)が原義〕 (1)自由になろうとしてやたらに手足を動かす。もがく。 「どろ沼からはい上がろうとして―・く」 (2)悪い状態から抜け出そうとして,あれこれ努力する。あくせくする。 「どう―・いても無駄だ」 (3)馬などが前足で地面をかく。 「赤駒の―・く激(タギチ)に濡れにけるかも/万葉 1141」 (4)(子供などが)いたずらして騒ぎ回る。 「早くねせて疾(
あがた: 【県】 (1)大化前代,大和政権の直轄領。または国造(クニノミヤツコ)の支配下の地方組織。みあがた。 (2)国司など地方官の勤務地。任国。また,その人。 「あるひと,―のよとせいつとせはてて/土左」 (3)いなか。地方。 「田面なるわら屋の軒のこもすだれこれや―のしるしなるらむ/夫木 30」
あがみ: 【吾が身】 二人称。そなた。おまえ。近世,女性が用いた。 「―と俺としつぽりと抱かれて寝る/歌舞伎・吉祥天女」
あがむ: 【崇む】 ⇒あがめる
あがり: 【上がり】 ※一※ (名) (1)位置・地位・価格などが上がること。単独で用いることは少ない。 ⇔下がり 「物価の―下がり」 (2)収穫。利益。収入。売り上げ。 「―が少ない」 (3)物が出来上がること。 (4)物事が一段落すること。 「今日はこれで―にしよう」 (5)出来栄え。 「色の―がいい」 (6)双六(スゴロク)で,駒が最後の区画に入ること。また,その区画。
あがる: 【上がる・揚がる・挙がる】 (1)人や動物が高い所へ移動する。《上・揚》 ⇔おりる 「屋上に―・る」「演壇に―・って話をする」「階段を―・る」 (2)水中や水上から陸地に移る。 「プールから―・る」「陸(オカ)に―・る」 (3)庭や土間(ドマ)から部屋へ入る。 「玄関先ではなんですから,どうぞお―・り下さい」 (4)屋敷に奉公人として住み込む。 ⇔さがる 「お屋敷に奉公に―
あが・う: アガフ 【贖ふ】 (動ハ四) (「あかう」とも) (1) 金品をもって罪をつぐなう。あがなう。「臣が女韓媛と葛城の宅(イエ)七区(ナナトコロ)とを奉献(タテマツ)りて,以て罪を―・はむことを/日本書紀(雄略訓)」 (2) 買い求める。あがなう。「人に勧めて―・ひて放てり/霊異記(上訓注)」 (3) 神に供え物をして加護を祈る。「中臣の太祝詞(フトノリトゴト)言ひ祓(ハラ)へ―・ふ