あがた 意味
- 【県】
(1)大化前代,大和政権の直轄領。または国造(クニノミヤツコ)の支配下の地方組織。みあがた。
(2)国司など地方官の勤務地。任国。また,その人。
「あるひと,―のよとせいつとせはてて/土左」
(3)いなか。地方。
「田面なるわら屋の軒のこもすだれこれや―のしるしなるらむ/夫木 30」
例文
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- エスコート会社の名刺を あがたら 出て行ったわ
- エスコート会社の名刺を あがたら 出て行ったわ
- 1993年、あがたの森公園内に開館した。
- ヒカルの祖父あがたイネサクが使用。
- 主人公はあがたヒカルとメタビー。
関連用語
あがたい: 【県居】 賀茂真淵の家号。 →県門(ケンモン)
あがたぬし: 【県主】 大化前代,県{(1)}を統治した者。のち,姓(カバネ)の一つとなった。
あがためし: 【県召】 「県召の除目(ジモク)」の略。
あがた-ありき: 【県歩き】 地方官として各地を転々とすること。また,地方官。「この十よ年のほど,―にのみあり/蜻蛉(上)」
あがた-ぬし: 【県主】 大化前代,県{ (1) }を統治した者。のち,姓(カバネ)の一つとなった。
あがた-の-いど: ―ヰド 【県の井戸】 京都一条の北,東洞院の西角にあった泉。蛙・山吹の名所。((歌枕))「みやこ人来ても折らなむかはづ鳴く―の山吹の花/後撰(春下)」
あがた-めし: 【県召】 「県召の除目(ジモク)」の略。
ちぬ-の-あがた: 【茅渟の県】 崇神天皇のときにおかれた県。和泉(イズミ)国に相当。
あがたありき: 【県歩き】 地方官として各地を転々とすること。また,地方官。 「この十よ年のほど,―にのみあり/蜻蛉(上)」
あがたのいど: 【県の井戸】 京都一条の北,東洞院の西角にあった泉。蛙・山吹の名所。((歌枕))「みやこ人来ても折らなむかはづ鳴く―の山吹の花/後撰(春下)」
ちぬのあがた: 【茅渟の県】 崇神天皇のときにおかれた県。和泉(イズミ)国に相当。
あがたいぬかい: 【県犬養】 大和朝廷直轄領で供御の鳥獣を捕らえる猟犬を飼育する部民を統轄した氏族。
あがた-めし-の-じもく: ―ヂモク 【県召の除目】 毎年正月一一日より三日間行われた国司など地方官任命の儀式。京官を任命する秋の司召(ツカサメシ)の除目に対し,春の除目ともいう。外官(ゲカン)の除目。 司召の除目
あがたいぬかいのみちよ: 【県犬養三千代】 (?-733) 奈良時代の女官。美努(ミヌ)王の妻となり葛城(カツラギ)王(橘諸兄(モロエ))らを産み,藤原不比等に再嫁して光明子(光明皇后)らを産んだ。708年橘姓を賜り,藤原・橘両氏の繁栄のもとを築いた。
あがたいぬかい-の-みちよ: アガタイヌカヒ― 【県犬養三千代】 (?-733) 奈良時代の女官。美努(ミヌ)王の妻となり葛城(カツラギ)王(橘諸兄(モロエ))らを産み,藤原不比等に再嫁して光明子(光明皇后)らを産んだ。708年橘姓を賜り,藤原・橘両氏の繁栄のもとを築いた。