あがぬし 意味
- 【吾が主】
二人称。親しみと尊敬をこめて相手をよぶ語。
「―の御霊(ミタマ)賜ひて/万葉 882」
関連用語
わがぬし: 【我主】 二人称。相手に対して,親愛の気持ちを込めて呼ぶ語。あがぬし。 「左大将,―を酔はし奉る心ありや/宇津保(俊蔭)」
あがたぬし: 【県主】 大化前代,県{(1)}を統治した者。のち,姓(カバネ)の一つとなった。
あがた-ぬし: 【県主】 大化前代,県{ (1) }を統治した者。のち,姓(カバネ)の一つとなった。
ぬし: 【塗師】 狂言の一。都の塗師某(ナニガシ)は,越前国の弟子平六を訪れるが,平六の女房は夫の仕事が減るのを恐れ,夫は死んだという。師匠に会いたい平六は仕方なく幽霊のまねをして現れる。和泉流では「塗師平六」 ; 【主】 ※一※ (名) (1)一家の主人。あるじ。 「世帯―」 (2)所有者。 「持ち―」「地―」「株―」 (3)動作,または動作の結果生じた事柄の主体。また,その当人。
たがぬ: 【綰ぬ】 ⇒たがねる
わがぬ: 【綰ぬ】 ⇒わがねる
あが: 【吾が】 〔「あ」は一人称代名詞。「が」は格助詞〕 (1)(「が」は連体格)私の。自分の。わが。 「―胸痛し恋の繁きに/万葉 3767」 (2)(「が」は主格)私が。私は。 「安眠(ヤスイ)も寝ずて―恋ひ渡る/万葉 3633」 →あ →わが
すがぬい: 【絓繍】 日本刺繍(シシユウ)の技法の一。布地の緯(ヨコ)糸にそって渡した糸を細い糸でとめて模様を表す。
すがぬき: 【菅貫】 「茅(チ)の輪(ワ)」に同じ。﹝季﹞夏。
すがぬく: 【菅貫く】 菅貫をかける。菅貫をくぐって祓(ハラエ)をする。 「なにに―・く祓(ミソギ)なるらむ/久安六年百首」
すがぬま: 【菅沼】 姓氏の一。
てがぬま: 【手賀沼】 千葉県北西部,利根川南岸にある沼。淡水魚に富む。江戸時代以来しばしば干拓が行われた。
ながぬま: 【長沼】 北海道空知(ソラチ)支庁夕張郡の町。石狩平野中央部に位置し農業地帯。 ; 【長沼】 姓氏の一。
気がぬける: 水っぽくなる
あみ-ぬし: [2] 【網主】 「網元(アミモト)」に同じ。