あきず-は 意味
- アキヅ―
【蜻蛉羽】
トンボのはね。薄く透き通って美しいもののたとえ。「―の袖振る妹を/万葉 376」
関連用語
あきず: 【蜻蛉・秋津】 〔平安時代以降は「あきつ」とも〕 トンボの異名。﹝季﹞秋。
あきずは: 【蜻蛉羽】 トンボのはね。薄く透き通って美しいもののたとえ。 「―の袖振る妹を/万葉 376」
あきずひれ: 【蜻蛉領巾】 トンボのはねのように,薄くて美しい領巾(ヒレ)。 「吾が持てるまそみ鏡に―負ひなめ持ちて/万葉 3314」
あきず-ひれ: アキヅ― 【蜻蛉領巾】 トンボのはねのように,薄くて美しい領巾(ヒレ)。「吾が持てるまそみ鏡に―負ひなめ持ちて/万葉 3314」
あきれ-は・てる: [5] 【呆れ果てる】 (動タ下一) [文] タ下二 あきれは・つ (1) ひどくあきれる。あきれてあいそをつかす。「―・てて返す言葉もない」 (2) どうしてよいか途方にくれる。「せん方波に駒を控へ,―・てたる有様なり/謡曲・敦盛」
きず: 【木酢】 ユズ・ダイダイなどから搾り取った酢。 ; 【生酢】 混ぜ物を加えていない酢。 ; 【傷・疵・瑕】 (1)打ったり切ったりしてできた,体の表面の損傷。創傷。 「―がうずく」「切り―」 (2)物の表面にできた割れ目や欠け目。 「柱の―」「―がつく」 (3)欠点。不完全な部分。 「玉に―」「早とちりするのが―だ」 (4)不名誉なこと。また,好ましくない評判。 「
あき: 【安芸】 (1)旧国名の一。広島県西半分に当たる。芸州。 (2)高知県東部の市。土佐湾に臨む。林業・促成栽培農業が盛ん。瓦(カワラ)・陶器を特産。 ; 【開き】 〔「あき(空・明)」と同源〕 あくこと。ひらき。 「―の悪い扉」 ; 【秋】 (1)四季の一。夏と冬の間の季節。太陽暦では九月から一一月まで。陰暦では七月から九月まで。また,二十四節気では立秋から立冬まで。天文学
あき-: 【空瓶(箱,缶)】 an empty bottle(box,can [tin] ).空地(あきち),空き時間,空き間.
は: (1)五十音図ハ行第一段の仮名。声門摩擦音の無声子音と後舌の広母音とから成る音節。 (2)平仮名「は」は「波」の草体。片仮名「ハ」は「八」の全画。 〔(1)「は」の頭子音は,古くは両唇摩擦音の無声子音であり,さらに奈良時代以前には両唇破裂音であったかといわれる。中世末期まで両唇摩擦音であったが,近世以降現代語と同じ音になった。(2)「は」は平安時代半ば以後,語中語尾では,一般にワと発音され
あき-あき: [3] 【飽き飽き・厭き厭き】 (名)スル すっかりあきてしまうこと。「単調な仕事に―する」
うち-きず: [3] [2] 【打(ち)傷】 強く打たれたり,ぶつかったりしてできた傷。打撲傷。
かきず: 【柿酢】 甘柿の落果を発酵させて作った酢。
かき-きず: [2] 【掻き傷・掻き疵】 爪などでひっかいたきず。引っ掻ききず。
かみ-きず: [2] 【咬み傷】 動物などにかまれてできた傷。咬傷(コウシヨウ)。
きずい: 【気随】 自分の思いのままに振る舞う・こと(さま)。 「―者」「―な奴だなあ/片恋(四迷)」 ; 【奇瑞】 めでたいことの前ぶれとして起こる不思議な現象。吉兆。