あきらむ 意味
- 【明らむ】
※一※ (動マ四)
物事があきらかになる。確かめられる。
「おぼつかなさの,―・むかたなし/たまきはる」
※二※ (動マ下二)
⇒あきらめる
- 【諦む】
⇒あきらめる
関連用語
きららむし: 【雲母虫】 「紙魚(シミ)」に同じ。﹝季﹞夏。
あきらか: 【明らか】 (1)光があかるくて,物の様子がはっきりしているさま。あかるい。 「風のない―な空の下に/彼岸過迄(漱石)」 (2)事柄が,だれにもわかるようにはっきりしているさま。疑いをはさむ余地のないさま。明白なさま。 「事件の全貌が―になる」「―に彼の方が間違っている」「勝ち目のないことは―だ」 (3)晴れやかで,快活なさま。明朗。 「むつかしく物思し乱れず―にもてなし給ひて/源
あきらかな: おおやけの; はっきりした; わかりやすい
あきらけし: 【明らけし】 (1)あかるく澄んでいる。清らかだ。曇りがない。 「―・き鏡にあへば過ぎにしも今行末の事も見えけり/大鏡(後一条)」 (2)はっきりしている。明白である。 「―・く吾知ることを/万葉 3886」 (3)物事の道理がわかっている。賢明だ。 「かく末の世の―・き君として/源氏(若菜上)」
あきらめ: 【諦め】 あきらめること。思い切り。断念。 「―がつく」「どうにも―がつかない」「何事も―が肝心」
あきらめる: 【諦める】 望んでいたことの実現が不可能であることを認めて,望みを捨てる。断念する。思い切る。 「登頂を―・める」 ; 【明らめる】 (1)物事の事情・理由をあきらかにする。 「創造の神秘を―・めて見なさい/肖像画(四迷)」 (2)心をあかるくする。心を晴らす。 「陸奥(ミチノク)の小田なる山に金(クガネ)ありと申(モウ)したまへれ御心を―・め給ひ/万葉 4094」
あきら・む: 【明らむ】 ■一■ (動マ四) 物事があきらかになる。確かめられる。「おぼつかなさの,―・むかたなし/たまきはる」 ■二■ (動マ下二) あきらめる
あきら・める: [4] 【明らめる】 (動マ下一) [文] マ下二 あきら・む (1) 物事の事情・理由をあきらかにする。「創造の神秘を―・めて見なさい/肖像画(四迷)」 (2) 心をあかるくする。心を晴らす。「陸奥(ミチノク)の小田なる山に金(クガネ)ありと申(モウ)したまへれ御心を―・め給ひ/万葉 4094」
あきら-け・し: 【明らけし】 (形ク) (1) あかるく澄んでいる。清らかだ。曇りがない。「―・き鏡にあへば過ぎにしも今行末の事も見えけり/大鏡(後一条)」 (2) はっきりしている。明白である。「―・く吾知ることを/万葉 3886」 (3) 物事の道理がわかっている。賢明だ。「かく末の世の―・き君として/源氏(若菜上)」
すずき-あきら: 【鈴木朖】 (1764-1837) 国学者・儒者。名古屋の生まれ。号は離屋(ハナレヤ)。本居宣長に学び,特に,言語の体系的分類,活用研究にすぐれた著作を残した。著「言語(ゲンギヨ)四種論」「活語断続譜」「雅語音声考」「論語参解」など。
とき-あきら・める: [6] 【説(き)明らめる】 (動マ下一) 説いて明らかにする。説き明かす。「いとあらはに―・めたる著作/小説神髄(逍遥)」
むとう-あきら: 【武藤章】 (1892-1948) 陸軍軍人。中将。熊本県生まれ。二・二六事件後の広田内閣組閣に干渉,盧溝橋事件では参謀本部作戦課長として強硬論を唱える。1939年(昭和14)軍務局長となり東条の腹心として活動。戦後 A 級戦犯として死刑。
すずきあきら: 【鈴木朖】 (1764-1837) 国学者・儒者。名古屋の生まれ。号は離屋(ハナレヤ)。本居宣長に学び,特に,言語の体系的分類,活用研究にすぐれた著作を残した。著「言語(ゲンギヨ)四種論」「活語断続譜」「雅語音声考」「論語参解」など。
むとうあきら: 【武藤章】 (1892-1948) 陸軍軍人。中将。熊本県生まれ。二・二六事件後の広田内閣組閣に干渉,盧溝橋事件では参謀本部作戦課長として強硬論を唱える。1939年(昭和14)軍務局長となり東条の腹心として活動。戦後 A 級戦犯として死刑。
あきらかになる: おおやけになる; 知る; 現れる; わかる