あきら・める 意味

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    【明らめる】
    (動マ下一)[文]マ下二 あきら・む
    (1)物事の事情・理由をあきらかにする。「創造の神秘を―・めて見なさい/肖像画(四迷)」
    (2)心をあかるくする。心を晴らす。「陸奥(ミチノク)の小田なる山に金(クガネ)ありと申(モウ)したまへれ御心を―・め給ひ/万葉 4094」

関連用語

        あきらめる:    【諦める】 望んでいたことの実現が不可能であることを認めて,望みを捨てる。断念する。思い切る。 「登頂を―・める」 ; 【明らめる】 (1)物事の事情・理由をあきらかにする。 「創造の神秘を―・めて見なさい/肖像画(四迷)」 (2)心をあかるくする。心を晴らす。 「陸奥(ミチノク)の小田なる山に金(クガネ)ありと申(モウ)したまへれ御心を―・め給ひ/万葉 4094」
        とき-あきら・める:     [6] 【説(き)明らめる】 (動マ下一) 説いて明らかにする。説き明かす。「いとあらはに―・めたる著作/小説神髄(逍遥)」
        ときあきらめる:    【説(き)明らめる】 説いて明らかにする。説き明かす。 「いとあらはに―・めたる著作/小説神髄(逍遥)」
        あきらか:    【明らか】 (1)光があかるくて,物の様子がはっきりしているさま。あかるい。 「風のない―な空の下に/彼岸過迄(漱石)」 (2)事柄が,だれにもわかるようにはっきりしているさま。疑いをはさむ余地のないさま。明白なさま。 「事件の全貌が―になる」「―に彼の方が間違っている」「勝ち目のないことは―だ」 (3)晴れやかで,快活なさま。明朗。 「むつかしく物思し乱れず―にもてなし給ひて/源
        あきらかな:    おおやけの; はっきりした; わかりやすい
        あきらけし:    【明らけし】 (1)あかるく澄んでいる。清らかだ。曇りがない。 「―・き鏡にあへば過ぎにしも今行末の事も見えけり/大鏡(後一条)」 (2)はっきりしている。明白である。 「―・く吾知ることを/万葉 3886」 (3)物事の道理がわかっている。賢明だ。 「かく末の世の―・き君として/源氏(若菜上)」
        あきらむ:    【明らむ】 ※一※ (動マ四) 物事があきらかになる。確かめられる。 「おぼつかなさの,―・むかたなし/たまきはる」 ※二※ (動マ下二) ⇒あきらめる ; 【諦む】 ⇒あきらめる
        あきらめ:    【諦め】 あきらめること。思い切り。断念。 「―がつく」「どうにも―がつかない」「何事も―が肝心」
        あきら・む:     【明らむ】 ■一■ (動マ四) 物事があきらかになる。確かめられる。「おぼつかなさの,―・むかたなし/たまきはる」 ■二■ (動マ下二) あきらめる
        あきら-け・し:     【明らけし】 (形ク) (1) あかるく澄んでいる。清らかだ。曇りがない。「―・き鏡にあへば過ぎにしも今行末の事も見えけり/大鏡(後一条)」 (2) はっきりしている。明白である。「―・く吾知ることを/万葉 3886」 (3) 物事の道理がわかっている。賢明だ。「かく末の世の―・き君として/源氏(若菜上)」
        すずき-あきら:     【鈴木朖】 (1764-1837) 国学者・儒者。名古屋の生まれ。号は離屋(ハナレヤ)。本居宣長に学び,特に,言語の体系的分類,活用研究にすぐれた著作を残した。著「言語(ゲンギヨ)四種論」「活語断続譜」「雅語音声考」「論語参解」など。
        むとう-あきら:     【武藤章】 (1892-1948) 陸軍軍人。中将。熊本県生まれ。二・二六事件後の広田内閣組閣に干渉,盧溝橋事件では参謀本部作戦課長として強硬論を唱える。1939年(昭和14)軍務局長となり東条の腹心として活動。戦後 A 級戦犯として死刑。
        すずきあきら:    【鈴木朖】 (1764-1837) 国学者・儒者。名古屋の生まれ。号は離屋(ハナレヤ)。本居宣長に学び,特に,言語の体系的分類,活用研究にすぐれた著作を残した。著「言語(ゲンギヨ)四種論」「活語断続譜」「雅語音声考」「論語参解」など。
        むとうあきら:    【武藤章】 (1892-1948) 陸軍軍人。中将。熊本県生まれ。二・二六事件後の広田内閣組閣に干渉,盧溝橋事件では参謀本部作戦課長として強硬論を唱える。1939年(昭和14)軍務局長となり東条の腹心として活動。戦後 A 級戦犯として死刑。
        あきらかになる:    おおやけになる; 知る; 現れる; わかる

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