あくしょば 意味

発音を聞く:
  • 【悪所場】
    遊里。悪所。

関連用語

        あくしょ:    【悪書】 (1)低俗な内容の本。読者や社会に悪い影響を与えるいかがわしい本。 ⇔良書 「―追放」 (2)遊里や好色について書いた本。 ; 【悪所】 (1)山道や坂道などの,特に険しい所。難所。 (2)遊蕩(ユウトウ)する場所。遊里。悪所場。
        あくしょう:    【悪性】 性質が悪いこと。特に,身持ちの悪いこと。酒色にふけること。また,そのさま。 「とかくさうした―な男を/浮世草子・禁短気」
        あくしょく:    【悪食】 ⇒あくじき(悪食)
        あくしょ-おち:     【悪所落ち】 遊里に通うこと。「礼場(レイバ)よりすぐに―の内談/浮世草子・一代女 3」
        あくしょ-がね:     【悪所金】 遊里で使う金銭。遊蕩(ユウトウ)費。悪性金。「京中の―を借り出す男なり/浮世草子・二十不孝 1」
        あくしょ-ば:     [0] 【悪所場】 遊里。悪所。
        あくしょ-ぶね:     [4] 【悪所船】 江戸時代,遊里へ通った船。江戸では吉原通いの猪牙舟(チヨキブネ)が有名。
        しょば:    〔「ばしょ(場所)」の倒語〕 香具師(ヤシ)などの隠語で,香具師などが露店や興行を営む場所。 「―代」
        あくしょう-がね:    ―シヤウ― 【悪性金】 「悪所金(アクシヨガネ)」に同じ。「親旦那の―を十四貫目横取りして/浄瑠璃・淀鯉(上)」
        あくしょう-もの:    ―シヤウ― 【悪性者】 道楽者。浮気者。「どうでも男は―/長唄・娘道成寺」
        あくしょおち:    【悪所落ち】 遊里に通うこと。 「礼場(レイバ)よりすぐに―の内談/浮世草子・一代女 3」
        あくしょがね:    【悪所金】 遊里で使う金銭。遊蕩(ユウトウ)費。悪性金。 「京中の―を借り出す男なり/浮世草子・二十不孝 1」
        あくしょぶね:    【悪所船】 江戸時代,遊里へ通った船。江戸では吉原通いの猪牙舟(チヨキブネ)が有名。
        あくしょ-がよい:    ―ガヨヒ [4] 【悪所通い】 (名)スル 遊里に通うこと。
        あくしょ-ぐるい:    ―グルヒ [4] 【悪所狂い】 遊里に入りびたって,遊びにふけること。悪性狂い。

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