あくせく 意味
- 【齷齪・偓促】
〔「あくさく」の転〕
心にゆとりがなく,目先のことに追われてこせこせと気ぜわしく事をするさま。あくそく。
「毎日―(と)働く」「欲をかわくな―するな/五重塔(露伴)」
例文
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- マルセル君があくせく働いても年収30万カナダドールです。
- 何でもかんでもむきになってあくせくするのをやめれば、きっと人々は今の2倍も長生きするだろう。
- お金を得るために あくせく働いて―
- お金を得るために あくせく働いて―
- 非現実的なチャンスのために あくせく働くよりも
関連用語
あくせく働く: がむしゃらに働く; 身を粉にして働く; 馬車馬のように働く; 齷齪働く; 一生懸命に働く
あく-せく: [1] 【齷齪・偓促】 (副)スル (「あくさく」の転) 心にゆとりがなく,目先のことに追われてこせこせと気ぜわしく事をするさま。あくそく。「毎日―(と)働く」「欲をかわくな―するな/五重塔(露伴)」
あくせ: 【悪世】 悪事の行われる乱れた世の中。
せく: 【急く】 (1)早くしようとあせる。いそぐ。また,あせっていらいらする。 「気が―・く」「一刻を―・く程の用事でも無い/斑鳩物語(虚子)」 (2)息づかいなどが激しくなる。せわしくなる。 「息が―・く」 (3)(怒り・悲しみなどの気持ちが)こみあげる。 「阿古屋は読みも果て給はずはつと―・きたるけしきにて/浄瑠璃・出世景清」 (4)いそがせる。せかす。 「はや立退け,さあ立退け
あくせい: 【悪性】 (1)(病気などの)たちがよくないこと。癌性であること。 ⇔良性 「―のできもの」 (2)〔法〕 犯罪を犯す危険性,もしくは,犯罪を繰り返す可能性のある性格など反社会的性格。 ; 【悪政】 悪い政治。人民の意思を無視し,人民を苦しめる政治。 ⇔善政 ; 【悪声】 (1)不快な声。いやな声。また,野卑な声。 ⇔美声 (2)よくない評判。悪いうわさ。悪口。
あくせん: 【悪銭】 (1)正しくない方法で手に入れた金。 (2)粗悪な材料で造った貨幣。あくぜに。 ――身につかず 盗みや賭博(トバク)など不正な手段によって得た金は,浪費してすぐになくなってしまう。 ; 【悪戦】 不利な状況下で戦うこと。苦しい戦い。苦戦。 「家庭の犠牲となつて是非なく社会に―する/良人の自白(尚江)」
くあくせつ: 【口悪説】 〔仏〕 うそ・お世辞・悪口など,口による悪行。
く-あくせつ: [2] [3] 【口悪説】 (仏) うそ・お世辞・悪口など,口による悪行。
あくせん-くとう: [0] 【悪戦苦闘】 (名)スル (1) 非常に苦しんで戦うこと。「強敵を相手に―する」 (2) 困難を乗り切るために非常な努力を払うこと。「―の末,成功をかちとる」
ごじょく-あくせ: ―ヂヨク― [4] [0] 【五濁悪世】 (仏) 五濁の現れる悪い世の中。末世。
せいあくせつ: 【性悪説】 人間の本性を利己的欲望とみて,善の行為は後天的習得によってのみ可能とする説。孟子の性善説に対立して荀子が首唱。 ⇔性善説
あくせいしゅよう: 【悪性腫瘍】 増殖力が強く,周囲の組織を破壊・浸潤して全身に転移し,生体に致命的な害を与える腫瘍。癌腫と肉腫をいう。
あくせいひんけつ: 【悪性貧血】 造血因子であるビタミンB12の欠乏に起因する貧血。
あくせいインフレ: 物価の上昇が急激で,生産の阻害・経済秩序の混乱をもたらすインフレーション。経済活動を刺激する適度なインフレーションに対する概念。
あくせい-しゅよう: ―ヤウ [5] 【悪性腫瘍】 増殖力が強く,周囲の組織を破壊・浸潤して全身に転移し,生体に致命的な害を与える腫瘍。癌腫と肉腫をいう。