あくたがわ-しょう 意味
- アクタガハシヤウ [5]
【芥川賞】
芥川竜之介を記念し,1935年(昭和10)文芸春秋社の菊池寛が設けた文学賞。年二回,すぐれた純文学の作品を発表した新人作家に贈られる。
関連用語
あくたがわしょう: 【芥川賞】 芥川竜之介を記念し,1935年(昭和10)文芸春秋社の菊池寛が設けた文学賞。年二回,すぐれた純文学の作品を発表した新人作家に贈られる。
あくたがわ: 【芥川】 (1)大阪府と京都府の境にある明神岳付近に源を発し,南流して高槻市付近で淀川に注ぐ川。また,その近辺の高槻市の地名。((歌枕))「人をとく―てふ津の国の名にはたがはぬものにぞありける/拾遺(恋五)」 (2)狂言の一。生田八幡に参詣する生姜手(シヨウガデ)の男と足の悪い男とが,芥川を渡り,互いに和歌でひやかし合う。脛薑(スネハジカミ)。 ; 【芥川】 姓氏の一。
あくたがわやすし: 【芥川也寸志】 (1925-1989) 作曲家。東京生まれ。東京音楽学校卒。竜之介の三男。橋本国彦らに師事。放送・バレエ・映画音楽など作品多数。代表作「交響管弦楽のための音楽」
あくたがわ-やすし: アクタガハ― 【芥川也寸志】 (1925-1989) 作曲家。東京生まれ。東京音楽学校卒。竜之介の三男。橋本国彦らに師事。放送・バレエ・映画音楽など作品多数。代表作「交響管弦楽のための音楽」
あくたがわたんきゅう: 【芥川丹丘】 (1710-1785) 江戸中期の儒者・漢詩人。京都の人。名は煥,字(アザナ)は彦章。宇野明霞・伊藤東涯・服部南郭らに師事して,華音・白話小説にも通じた。著「薔薇館集」「丹丘詩話」など。
あくたがわりゅうのすけ: 【芥川竜之介】 (1892-1927) 小説家。東京生まれ。号,澄江堂主人・我鬼など。東大卒。第三次・第四次「新思潮」同人。「鼻」で夏目漱石に激賞され,才気あふれるさまざまな作風の短編小説を書きつぐ。「何か僕の将来に対する唯ぼんやりした不安」を抱いて服毒自殺。作品「羅生門」「芋粥」「地獄変」「河童」「歯車」など。
あくたがわ-たんきゅう: アクタガハタンキウ 【芥川丹丘】 (1710-1785) 江戸中期の儒者・漢詩人。京都の人。名は煥,字(アザナ)は彦章。宇野明霞・伊藤東涯・服部南郭らに師事して,華音・白話小説にも通じた。著「薔薇館集」「丹丘詩話」など。
あくたがわ-りゅうのすけ: アクタガハ― 【芥川竜之介】 (1892-1927) 小説家。東京生まれ。号,澄江堂主人・我鬼など。東大卒。第三次・第四次「新思潮」同人。「鼻」で夏目漱石に激賞され,才気あふれるさまざまな作風の短編小説を書きつぐ。「何か僕の将来に対する唯ぼんやりした不安」を抱いて服毒自殺。作品「羅生門」「芋粥」「地獄変」「河童」「歯車」など。
いくたがわ: 【生田川】 神戸市中を流れる川。摩耶(マヤ)山を水源として,布引(ヌノビキ)の滝をなし,神戸港に入る。葦屋(アシヤ)の菟原処女(ウナイオトメ)が二人の男(菟原(ウナイ)・血沼(チヌ))に求婚されて入水した妻争い伝説で有名(「万葉集 1809」「大和物語 147」)。謡曲「求塚」や森鴎外の戯曲「生田川」の素材となる。((歌枕))
あくた-がわ: ―ガハ 【芥川】 (1) 大阪府と京都府の境にある明神岳付近に源を発し,南流して高槻市付近で淀川に注ぐ川。また,その近辺の高槻市の地名。((歌枕))「人をとく―てふ津の国の名にはたがはぬものにぞありける/拾遺(恋五)」 (2) 狂言の一。生田八幡に参詣する生姜手(シヨウガデ)の男と足の悪い男とが,芥川を渡り,互いに和歌でひやかし合う。脛薑(スネハジカミ)。
あくた: 【芥】 ごみ。ちり。くず。転じて,つまらないもの。 「最愛(イトオシ)みし人は―の如く我を悪(ニク)めるよ/金色夜叉(紅葉)」
あくた-もくた: (「芥藻屑(アクタモクズ)」の転という) (1) 何の役にも立たないつまらないもの。がらくた。「ただ―をかきながせ/戴恩記」 (2) 欠点。短所。また,人の欠点をあげて悪口を言うこと。「充満坪の煤はきするやうに―をまけ出して/洒落本・船頭部屋」
あくしょう: 【悪性】 性質が悪いこと。特に,身持ちの悪いこと。酒色にふけること。また,そのさま。 「とかくさうした―な男を/浮世草子・禁短気」
あく-しょう: ―シヤウ 【悪性】 (名・形動) 性質が悪いこと。特に,身持ちの悪いこと。酒色にふけること。また,そのさま。「とかくさうした―な男を/浮世草子・禁短気」
しょうあく: 【小悪】 小さな悪事。 ; 【掌握】 手の中におさめること。物事を意のままにすること。 「人心を―する」