あくましゅぎ 意味
- 【悪魔主義】
文学・思想などにおける倒錯的な考え方。醜悪・怪異・恐怖などを描き,その中に美と感動を見いだそうとするもの。一九世紀末,ヨーロッパに現れたもので,代表的作家はポー・ボードレール・ワイルド。日本では谷崎潤一郎などに影響がみられる。悪魔派。
関連用語
あくま-しゅぎ: [4] 【悪魔主義】 文学・思想などにおける倒錯的な考え方。醜悪・怪異・恐怖などを描き,その中に美と感動を見いだそうとするもの。一九世紀末,ヨーロッパに現れたもので,代表的作家はポー・ボードレール・ワイルド。日本では谷崎潤一郎などに影響がみられる。悪魔派。
たくましゅうする: 【逞しゅうする】 「たくましくする」のウ音便。 「欲心を―・する」「脱徒等虚威を―・せんと/近世紀聞(延房)」
たくましゅう・する: タクマシウ― [4] 【逞しゅうする】 (動サ変) [文] サ変 たくましう・す 「たくましくする」のウ音便。「欲心を―・する」「脱徒等虚威を―・せんと/近世紀聞(延房)」
あくま: 【悪魔】 (1)仏道を妨げる悪神。魔羅(マラ)。 (2)悪・不義・闇(ヤミ)の擬人化されたもの。人を悪に誘い,滅ぼすもの。ユダヤ教・キリスト教では,神の敵対者(サタン)。堕天使。 (3)極悪人。
あくまで: 【飽く迄】 〔動詞「飽く」に助詞「まで」の付いたものから〕 どこまでも。徹底的に。 「―頑張る」「―も主張を貫く」
あくまでも: どこまでも
あくま-ばらい: ―バラヒ [4] 【悪魔払い】 祈祷(キトウ)などにより,悪魔を追い払うこと。
悪魔 あくま: 鬼 おに; デーモン dēmon
あらくまし: 【荒くまし】 荒々しい。荒い。粗暴である。 「枝ざしなどはいと手ふれにくげに―・しけれど/枕草子 40」「物言ひなども―・しい/浄瑠璃・鎌田兵衛」
くまぐまし: 【隈隈し】 (1)物かげや暗がりが多い。かくれてよく見えない。 「いたく―・しき谷なり/出雲風土記」 (2)心に隠しだてをしているようだ。 「なにごとかは侍らむ。―・しくおぼしなすこそ苦しけれ/源氏(梅枝)」
くましで: 【熊四手】 カバノキ科の落葉高木。山中に生える。葉は長楕円形。果穂は長い柄があって下垂し,大形の苞片(ホウヘン)が重なってつく。材はかたく炭にする。オオソネ。イシソネ。
くましね: 【奠稲・糈米】 神仏に捧(ササ)げる洗い清めた白米。洗い米(ヨネ)。お洗米(センマイ)。くま。おくま。 「道俗男女にいたるまで,―を包みなどして参りけり/御伽草子・蛤」
たくましい: 【逞しい】 (1)体つきががっしりしていて強そうである。 「筋骨―・い力士」「馬の,極めて太う―・しいが/平家 9」 (2)意志が強くて,くじけない。 「―・い精神力」 (3)力強く頼もしい。活力にみちあふれている。 「―・く発展する国々」 (4)目を見はるほど盛んである。 「―・い食欲」 ﹛派生﹜——げ(形動)——さ(名)
たくまし・い: [4] 【逞しい】 (形) [文] シク たくま・し (1) 体つきががっしりしていて強そうである。「筋骨―・い力士」「馬の,極めて太う―・しいが/平家 9」 (2) 意志が強くて,くじけない。「―・い精神力」 (3) 力強く頼もしい。活力にみちあふれている。「―・く発展する国々」 (4) 目を見はるほど盛んである。「―・い食欲」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)
荒くまし: あらくまし 荒々しい。荒い。粗暴である。 「枝ざしなどはいと手ふれにくげに―・しけれど/枕草子 40」「物言ひなども―・しい/浄瑠璃・鎌田兵衛」