あく・ぶ 意味

発音を聞く:
  • 【欠ぶ】
    (動バ四)
    あくびをする。「長やかにうち―・びて/枕草子 74」

関連用語

        :    「ふ」の濁音の仮名。両唇破裂音の有声子音と後舌の狭母音とから成る音節。 ; 【夫】 (1)徴用されて労役に従事する人夫。夫役(ブヤク)の人夫。 「千人の―どもを奉るにも/栄花(疑)」 (2)(「歩」とも書く)歩卒。雑兵。 「貌(カタチ)をやつし―になり/太平記 10」 ; 【武】 (1)武術や兵法。武芸。 「文―の道」「―を尚(トウト)ぶ」 (2)武力。軍事力。 「―
        あく:    【悪】 ※一※ ① (名) (1)わるいこと。否定すべき物事。道徳・法律などに背く行動や考え。 ⇔善 「近代社会が内包する―」「―の道に走る」「―の限りを尽くす」 (2)演劇で,敵役。悪役。 (3)〔近世語〕 悪口。悪態。 「よく―をいひなんす。ちつとだまんなんし/洒落本・妓娼精子」 ※二※ (接頭) 名詞に付いて,畏敬の念を抱かせるほど荒々しく強い意を表す。 「―七兵衛
        あい・ぶ:     【歩ぶ】 (動バ四) (「あゆぶ(歩)」の転) 歩く。出かける。また,同道する。「おぶうもだくもいらねえ,―・びねえ/洒落本・呼子鳥」
        あい-ぶ:     [1] 【愛撫】 (名)スル いとしんで,なでたりさすったりすること。また,そのように深く愛すること。「やさしく―する」「仁慈の政を行ひ人民を―する/明六雑誌 9」
        あさ・ぶ:     【浅ぶ】 (動バ四) あなどる。軽んずる。あさむ。「罰あるべきなど―・びあへる/経信母集」
        あす・ぶ:     [0] 【遊ぶ】 (動バ五 [四] ) 「あそぶ」の転。「―・んでゐて食へると云ふ身分でも有るまい/浮雲(四迷)」
        あそ・ぶ:     [0] 【遊ぶ】 (動バ五 [四] ) (1) 仕事や勉強をせず,遊戯などをして楽しく時を過ごす。「かくれんぼをして―・ぶ」「よく学びよく―・べ」 (2) 酒・女・ギャンブルなどで楽しむ。遊興をする。「―・ぶ金に困る」 (3) 職をもたず,ぶらぶらする。「定年後は―・んで暮らす」 (4) その物の機能・価値が十分に活用・利用されない状態で放置されている。「広い土地が―・んで
        あて・ぶ:     【貴ぶ】 (動バ上二) 上品ぶる。「若き君だちとて,すきずきしく―・びてもおはしまさず/源氏(東屋)」
        あゆ・ぶ:     【歩ぶ】 (動バ四) (1) 歩く。あゆむ。「後向きて―・び給ふが/今昔 28」 (2) 行く。出かける。「まあまあ奥へ―・ばつし/滑稽本・八笑人」
        あよ・ぶ:     【歩ぶ】 (動バ四) (1) あるく。あゆむ。「鬼は―・び帰りぬ/宇治拾遺 9」 (2) 「あゆぶ{ (2) }」に同じ。「是からどうぞ遊びにつれて―・びなせえ/滑稽本・膝栗毛 8」
        あら・ぶ:     【荒ぶ】 (動バ上二) (1) 荒々しく振る舞う。乱暴する。「―・ぶる蝦夷どもを言向け/古事記(中)」 (2) つれない態度をとる。疎んずる。「―・ぶる妹に恋ひつつそ居る/万葉 2822」
        あん-ぶ:     [1] 【鞍部】 山の尾根のくぼんでいる所。コル。
        あ・ぶ:     【浴ぶ】 (動バ上二) あびる
        いち-ぶ:     [2] 【一分】 (1) 長さの単位。一寸の一〇分の一。 ぶ (2) 一割の一〇分の一。「二割―」 (3) 全体の一〇分の一。「―咲き」 (4) ごくわずかなことのたとえ。「―のすきもない」 (5) 「一分金」「一分銀」の略。 (6) 「一分の官」の略。
        いと-ぶ:     [2] 【糸歩】 (「生糸量歩合」の略) 一定の生繭(セイケン)から取れる生糸の量の割合。一般に,一〇〇匁(375グラム)の繭から得られる量で表す。糸目。

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