あく-とう 意味
- ―タウ [3]
【悪党】
(1)わるものの仲間。「―の一味」
(2)悪人。悪者。
(3)中世,荘園領主や幕府の支配に反抗し,社会の秩序を乱す者。また,その集団。
関連用語
あくとう: 【悪党】 (1)わるものの仲間。 「―の一味」 (2)悪人。悪者。 (3)中世,荘園領主や幕府の支配に反抗し,社会の秩序を乱す者。また,その集団。 ; 【悪投】 野球で,野手が普通の守備行為では捕球できないような球を,他の野手に投げること。悪送球。 「一塁へ―して走者を生かす」 →暴投
あくせん-くとう: [0] 【悪戦苦闘】 (名)スル (1) 非常に苦しんで戦うこと。「強敵を相手に―する」 (2) 困難を乗り切るために非常な努力を払うこと。「―の末,成功をかちとる」
あくせんくとう: 【悪戦苦闘】 (1)非常に苦しんで戦うこと。 「強敵を相手に―する」 (2)困難を乗り切るために非常な努力を払うこと。 「―の末,成功をかちとる」
あくぼくとうせん: 【悪木盗泉】 〔陸機「猛虎行」渇不飲盗泉水,熱不息悪木陰から。のどが渇いても盗泉という名のついた川の水は飲まず,暑くとも悪い木のかげには休まないの意〕 志のある人は,決して不義をしないことをいう。
あくぼく-とうせん: ―タウセン [0] 【悪木盗泉】 (陸機「猛虎行」渇不 レ 飲 ニ 盗泉水 一 ,熱不 レ 息 ニ 悪木陰 一 から。のどが渇いても盗泉という名のついた川の水は飲まず,暑くとも悪い木のかげには休まないの意) 志のある人は,決して不義をしないことをいう。
あく: 【悪】 ※一※ ① (名) (1)わるいこと。否定すべき物事。道徳・法律などに背く行動や考え。 ⇔善 「近代社会が内包する―」「―の道に走る」「―の限りを尽くす」 (2)演劇で,敵役。悪役。 (3)〔近世語〕 悪口。悪態。 「よく―をいひなんす。ちつとだまんなんし/洒落本・妓娼精子」 ※二※ (接頭) 名詞に付いて,畏敬の念を抱かせるほど荒々しく強い意を表す。 「―七兵衛
あくい: 【悪意】 (1)他人に害を与えようとする心。他人を憎む心。わるぎ。わるげ。 ⇔好意 「―をもつ」「―を抱く」「―にみちた批評」 (2)わるい意味。意地のわるい見方。 ⇔善意 「―に解釈する」 (3)〔法〕(ア)一定の事実を知っていること。法律上の効果に影響する場合がある。例えば,ある取引について存在する特殊の事情を知っている第三者を「悪意の第三者」という。道徳的善悪とは別のもの。
あくか: 【悪貨】 ⇒あっか(悪貨)
あくぎ: 【悪戯】 悪いいたずら。わるふざけ。
あくじ: 【悪事】 悪いおこない。 「―が露見する」 ――千里を=走る(=行く) 〔宋の説話集「北夢瑣言」より〕 悪いおこないや悪い評判はすぐに世間に知れわたる。 ⇔好事門を出(イ)でず
あくせ: 【悪世】 悪事の行われる乱れた世の中。
あくた: 【芥】 ごみ。ちり。くず。転じて,つまらないもの。 「最愛(イトオシ)みし人は―の如く我を悪(ニク)めるよ/金色夜叉(紅葉)」
あくち: (1)ひな鳥のくちばしの付け根の黄色い部分。[日葡] (2)子供の口のまわりにできるはれ物。[日葡] ――も切れぬ 年少者をあざけっていう語。 「主従共に―小伜共/浄瑠璃・嫗山姥」 ; 【悪血】 病毒を含んだ血。[日葡] ; 【悪地】 (1)地質や地形が悪く,植物の栽培や住宅の建設・交通などに適さない土地。 (2)「悪地地形」に同じ。 ; 【開口】 〔「開き口」の
あくと: 【踵】 〔「あぐと」とも〕 かかと。くびす。 「―のあかぎれ/滑稽本・膝栗毛 4」 ; 【悪徒】 わるもの。またその仲間。悪党。
あくね: 【阿久根】 鹿児島県北西部の市。古くから陸海交通の要地。東シナ海に面し,沿岸漁業・水産加工業が盛ん。ボンタン・ミカンなどを栽培。温泉がある。