あぐらい 意味
- 【胡床居】
胡床{(2)}の上に座っていること。
「―の神の御手もち弾く琴に/古事記(下)」
例文
- Dマニューバは描いた絵を実体化させる《あぐらいあ》。
関連用語
あぐら: 【胡坐・胡床】 〔足(ア)座(クラ),の意〕 (1)両ひざを左右に開き,両足首を組み合わせて座る座り方。 「―を組む」 (2)寝所や座席とするため,高く大きく設けた席。 「やすみししわが大君のしし待つと―に坐(イマ)し/古事記(下)」 (3)一人用の椅子(イス)・床几(シヨウギ)の類。腰掛け。 「かりに―どもを召したり/源氏(胡蝶)」 (4)高い所に登るために,材木を組み立てて
あぐらなべ: 【安愚楽鍋】 小説。仮名垣魯文作。1871(明治4)~72年刊。牛鍋を囲む庶民の雑談の形で,文明開化の世相を滑稽に描く。牛屋雑談安愚楽鍋。 ; 【胡坐鍋】 (1)あぐらをかき,鍋で物を煮ながら食べること。また,その鍋。 (2)書名(別項参照)。
あぐらばな: 【胡坐鼻】 (あぐらをかいたように)低くて横に広い鼻。
あぐら-い: ―ヰ 【胡床居】 胡床{ (2) }の上に座っていること。「―の神の御手もち弾く琴に/古事記(下)」
あぐら-なべ: [4] 【胡坐鍋】 (1) あぐらをかき,鍋で物を煮ながら食べること。また,その鍋。 (2) 書名(別項参照)。
あぐら-ばな: [3] 【胡坐鼻】 (あぐらをかいたように)低くて横に広い鼻。
おおあぐら: 【大胡坐】 無遠慮に大きくあぐらを組んですわること。高胡坐。 「―をかく」
おお-あぐら: アホ― [3] 【大胡坐】 無遠慮に大きくあぐらを組んですわること。高胡坐。「―をかく」
たかあぐら: 【高胡坐】 ずうずうしくあぐらをかくこと。 「―をかく」
たか-あぐら: [3] 【高胡坐】 ずうずうしくあぐらをかくこと。「―をかく」
あぐらをかく: 正座をくずす; リラックスする
ぐらい: グラヰ (副助) くらい
あぐ: 【上ぐ・揚ぐ・挙ぐ】 ⇒あげる ; 【鐖・逆鉤】 釣り針の針先の内側に逆向きに付いている突起。かかり。かえし。あぎと。
あのぐらい: あれくらい
うすぐらい: 【薄暗い】 光が弱くて少し暗い。 ⇔薄明るい 「―・い部屋」 ﹛派生﹜――さ(名)