あけ-わた・す 意味
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【明け渡す】
(動サ五[四])
土地・建物・部屋などを,立ち退いて他人に渡す。「ついに家を―・す」「首位の座を―・す」
[可能] あけわたせる
関連用語
あけわたし: 【明け渡し】 土地・建物・部屋などを,立ち退いて他人に委ねること。 「城の―」
あけわたす: 【明け渡す】 土地・建物・部屋などを,立ち退いて他人に渡す。 「ついに家を―・す」「首位の座を―・す」 ‖可能‖ あけわたせる
あけわたる: 【明け渡る】 夜がすっかり明ける。 「夜はほのぼのと―・り/西洋道中膝栗毛(魯文)」
あけ-わたし: [0] 【明け渡し】 土地・建物・部屋などを,立ち退いて他人に委ねること。「城の―」
あけ-わた・る: [4] 【明け渡る】 (動ラ五 [四] ) 夜がすっかり明ける。「夜はほのぼのと―・り/西洋道中膝栗毛(魯文)」
わた・す: [0] 【渡す】 (動サ五 [四] ) (1) 水の上を,船・人手などによって対岸へ移す。「向こう岸へ船で―・す」 (2) 離れた二点に,物をまたがらせて,つなぐ。「船と岸の間に板を―・す」「ロープを―・す」 (3) 人・物を他に移す。(ア)別の人の手に移す。「バトンを―・す」「手紙を―・す」(イ)他の人の所有物とする。「家屋敷を人手に―・す」 (4) 通りなどを進んで行か
あけ-くら・す: 【明け暮らす】 (動サ四) 月日を送る。明かし暮らす。「本意もなきやうなるさまに―・し侍りつつ/源氏(鈴虫)」
あけ-はな・す: [4] 【明け放す・開け放す】 (動サ五 [四] ) (1) 戸や窓をすっかり開ける。また,あけたままにしておく。あけはなつ。「―・した窓から涼しい風が入ってくる」 (2) 隠し立てせず,ありのままに話したり見せたりする。「お互に―・してしまふことが出来る/野菊之墓(左千夫)」
いい-わた・す: イヒ― [4] 【言(い)渡す】 (動サ五 [四] ) (1) 命令・判決・決定などを口頭で知らせる。宣告する。「判決を―・す」 (2) 言葉を伝える。「かさねて誰―・すべき打橋なし/読本・春雨(死首のゑがほ)」 [可能] いいわたせる
うち-わた・す: 【打ち渡す】 (動サ四) (1) 馬に乗って,川などを渡らせる。「清き瀬を馬―・し/万葉 715」 (2) 端から端までずっと並べる。かけわたす。「平張どもあまた―・したるおはしどころに/大鏡(道長)」 (3) 眺めやる。ずっと見渡す。「―・す竹田の原に鳴く鶴の/万葉 760」
うり-わた・す: [4] 【売(り)渡す】 (動サ五 [四] ) (1) 物を売って買い手に渡す。「家屋敷を―・す」 (2) 自分の利益と引き換えに仲間を敵側に渡す。「敵に―・す」 [可能] うりわたせる
かき-わた・す: 【掻き渡す】 (動サ四) 琴などの弦楽器をひき続ける。「をさをさ心解けても,―・さず/源氏(篝火)」
かけ-わた・す: [0] [4] 【掛(け)渡す・架(け)渡す】 (動サ五 [四] ) (1) 一方から他方へ渡してかける。架設する。「橋を―・す」 (2) 一面にかける。端から端へ,続けていくつも下げる。「簾―・してある人の家あり/平中 36」
きき-わた・す: 【聞き渡す】 (動サ四) 辺り一帯の音を聞く。「砧の音もかすかに,こなたかなた―・され/源氏(夕顔)」
さげ-わた・す: [4] [0] 【下げ渡す】 (動サ五 [四] ) (1) 官庁から民間へ下付する。払い下げる。「国有地を民間に―・す」 (2) 目上の者から目下の者に与える。