あげぜんすえぜん ②- 意味
- 【上げ膳据え膳】
何から何まで人の世話になって,自分では何もしなくてよいこと。
関連用語
あげぜん-すえぜん: ―スヱ― [2] - [2] 【上げ膳据え膳】 何から何まで人の世話になって,自分では何もしなくてよいこと。
すえぜん: 【据え膳】 (1)すぐ食べられるように用意された状態で前に出される食膳。 →上げ膳据え膳 (2)人を働かせておいて,自分はなにもしないこと。 「水も汲まず,―で居て/滑稽本・浮世床(初)」 (3)女の方から男に言い寄ること。 「―はおろか相模は送り膳/柳多留 82」 ――食わぬは男の恥(ハジ) 女の方から誘惑してきたとき,それに応じないようでは男として恥だということ。
あげぜん: 【上げ膳】 食膳を客などに出すこと。また,食膳を取り下げること。
かげぜん: 【陰膳】 戦争や旅などに出掛けた人の安全を祈って,留守宅の人が供える食膳。 「―を据える」
すえ-ぜん: スヱ― [2] [0] 【据え膳】 (1) すぐ食べられるように用意された状態で前に出される食膳。 上げ膳据え膳 (2) 人を働かせておいて,自分はなにもしないこと。「水も汲まず,―で居て/滑稽本・浮世床(初)」 (3) 女の方から男に言い寄ること。「―はおろか相模は送り膳/柳多留 82」 ――食わぬは男の恥(ハジ) 女の方から誘惑してきたとき,それに応じないようで
ひげぜんまい: 【髯発条】 ごく薄い鋼板などを渦巻状に巻いた小形のぜんまい。時計などに用いる。
あげ-ぜん: [2] 【上げ膳】 食膳を客などに出すこと。また,食膳を取り下げること。
おぜんす: 〔近世江戸の遊里語〕 (1)「おぜえす{(1)}」に同じ。 「外に客衆が―・せんから/洒落本・甲駅新話」 (2)(補助動詞) おぜえす{(2)}」に同じ。 「ございます」「ござんす」に当たるが,それより敬意の度は低い。「『春風さんおやかましう―・せう』『いえ,もうお互ひで―・す』/洒落本・南客先生文集」 〔活用は助動詞「いす」に同じ〕
ごぜんす: 〔「ございます」の転。近世江戸の遊里語〕 「ある」の意の丁寧語。補助動詞として用いられる。 「一日でもかうしてお供をすれば旦那で―・すわな/洒落本・深川新話」 〔活用は「ございます」に同じ〕
しぜんすう: 【自然数】 〔数〕 1・2・3・4…と続く数の総称。正の整数。0 を含めることもある。
ぜんすう: 【全数】 全体の数量。すべての数。
かんぜんすう: 【完全数】 〔数〕 自然数でその数以外の約数( 1 を含む)の和が,もとの数になるような自然数。例えば 6(=1+2+3), 28(=1+2+4+7+14)など。
うりあげぜい: 【売上税】 一般消費税の一種。取引高あるいは売上高を課税標準として課されるもの。製造者売上税・卸売売上税・小売売上税の単段階売上税と製造・卸売・小売りのすべての段階に課される多段階取引売上税とに分類される。
ぜん: 【全】 ※一※ ① (名) (1)すべてであること。 「源氏物語―」 (2)本の冊数や巻数を表す語に先立って用いて,「すべてで」の意を表す。 「―三冊」「―三巻」 ※二※ (接頭) 名詞に付いて,「すべての」「全部の」の意を表す。 「―国民」「―世界」「―責任」「―チーム」 ――か無(ム)かの法則(ホウソク) ⇒悉無律(シツムリツ) ; 【前】 ※一※ ① (名)
ぜん-: 【全-】 whole; entire; total; all. ∥全世界 the whole world.全日本 all-Japan.