あげなべ 意味
関連用語
あげ-なべ: [0] 【揚げ鍋】 揚げ物用の鍋。
げな: 〔接尾語「げ」に助動詞「なり」の付いた形からの転〕 活用語の連体形・終止形,形容詞の語幹などに付く。 (1)人から伝え聞いたことを表す。…ということだ。…だそうだ。 「昔殿様がおった〈げな〉」 (2)そのような様子だと推測する意を表す。…ようだ。…らしい。 「イケノダイナゴンノヨウニコノヒトモフタゴコロアル〈ゲナ〉トアッテ/天草本平家 4」「おてまへも近年は流行してだいぶ工面がよい〈
なべ: 【鍋】 〔「肴(ナ)」を煮る「瓮(ヘ)」の意〕 (1)食物を煮るのに用いる金属製または陶器製の器。釜(カマ)より浅く,取っ手・つるなどをつける。 (2)「鍋料理」の略。 (3)女中・下女をいう語。おなべ。
げなん: 【下男】 (1)召し使いのおとこ。下僕。 ⇔下女 (2)江戸幕府の職名。大奥女中方で雑役をした者。
あげ: 【揚(げ)】 (1)(「上げ」とも書く)着物の丈や裄(ユキ)を長めに仕立て,余分を肩・腰などで畳んで縫い上げておくこと。また,その畳んだ部分。 「―をおろす」 (2)油で揚げること。また,揚げたもの。他の語と複合して用いられる。 「さつま―」 (3)「油揚げ」の略。 (4)客が遊女などを遊興の場へ呼ぶこと。また,遊女・芸者などを一昼夜通して買うこと。 「小かんが―の侍も/浄瑠璃・
物憂げな(ものうげな: monouge na)
あやしげな: 【怪しげな】 [奇怪な] strange; dubious; suspicious(-looking); doubtful; [不確かな] uncertain; unsteady<step> ; broken<English> .
おやげない: 【親げない】 〔近世語〕 思いやりがない。無情だ。 「内膳殿,―・く,汝をふみつぶさんとし給ふ/三河物語」
かげながら: 【陰乍ら】 当人に知られることなく。よそながら。ひそかに。 「―無事を祈る」「―慕う」
さげなわ: 【下げ縄】 (1)手で持ちやすいように箱などにかけた縄。 (2)〔建〕 土蔵の木舞(コマイ)に結びつけた縄。壁に塗り込めて,壁の剥げ落ちるのを防ぐ。
さりげない: 【然りげ無い】 考えや気持ちを表面に表さない。何げない。 「―・い顔」「―・い調子で受け答えする」 ﹛派生﹜——さ(名)
しげない: 〔中世・近世語〕 つまらない。よくない。 「―・い戯れはせぬ事ぢや/狂言・若菜」
すげない: 【素気無い】 同情や思いやりがない。愛想がない。冷淡である。つれない。 「―・い返事」「折角お頼みになつたものを―・くして恩を仇で返すやうな事は/社会百面相(魯庵)」 ﹛派生﹜——げ(形動)——さ(名)
なげなわ: 【投(げ)縄】 投げて獲物を捕らえるのに使う,先を輪形に結んだ長い縄。
なにげない: 【何気無い】 (1)何の考えもない。特に深い意図もない。 「―・く言った言葉で人を傷つける」 (2)別に気にもとめていない。さりげない。 「―・い風を装う」 ﹛派生﹜——さ(名)