あげはもどき 意味
- 【揚羽擬】
アゲハモドキガ科のガ。開張約6センチメートル。黒色で後ろばねに小さい赤斑があり,クロアゲハに似る。昼間飛び,飛び方もアゲハ類に似る。北海道から九州まで分布。
関連用語
あげは-もどき: [4] 【揚羽擬】 アゲハモドキガ科のガ。開張約6センチメートル。黒色で後ろばねに小さい赤斑があり,クロアゲハに似る。昼間飛び,飛び方もアゲハ類に似る。北海道から九州まで分布。
たてはもどき: 【立羽擬・擬蛺蝶】 タテハチョウ科のチョウ。開張50ミリメートル内外。はねは褐橙色で,前後翅に大きな眼状紋がある。季節によりはねの形や斑紋が異なる。五月中旬より年数回発生する。九州南部以南,熱帯・亜熱帯に広く分布。
あげは: 【揚羽】 アゲハチョウの略。
もどき: 【擬・抵牾・牴牾】 (1)もどくこと。非難。批判。 「をさなき人を盗みいでたりと―負ひなむ/源氏(若紫)」 (2)日本の芸能において,主役を揶揄(ヤユ)したり模倣したりして滑稽を演ずる役。一種の道化役。 (3)名詞の下に付いて,それと張り合うくらいのもの,それに匹敵するもの,そのものに似て非なるものである,などの意を表す。 「がん―」「梅―」「芝居―」
あげはなび: 【揚(げ)花火】 「打ち上げ花火」の略。﹝季﹞秋。
あげはま: 【揚(げ)浜】 (1)海面より高い所にあって,人力や機械力で海水を引き入れる方式の塩田。揚げ浜式塩田。 ⇔入り浜 (2)「上(ア)げ石(イシ)」に同じ。
あげは-ちょう: ―テフ [0] [3] 【揚羽蝶・鳳蝶】 (1) アゲハチョウ科に属するチョウの総称。アゲハ。 [季] 春。 (2) { (1) }の一種。開張8~12センチメートル。はねはやや緑がかった淡黄色で,多くの黒い筋や斑点があり,後ろばねの後端には尾状突起がある。幼虫は緑色の芋虫で,俗に「ゆずぼう」といい,カラタチ・ミカン・サンショウなどの葉を食う。日本各地で普通に見られる。アゲハ。
からす-あげは: [4] 【烏揚羽】 アゲハチョウ科の大形のチョウ。開張約10センチメートル。全身黒色で,はねの上面には金緑と青色の鱗粉を散らす。雌は雄より青みが弱い。幼虫はコクサギ・サンショウなどの葉を食べる。日本全土とアジア東部に分布。
きあげは: 【黄揚羽・黄鳳蝶】 アゲハチョウ科のチョウ。開張約10センチメートル。はねは黄色の地に複雑な黒条があり,後ろばねには青や赤の斑もある。幼虫は青の地に黒い横縞が多数ある芋虫で,ニンジン・ミツバなどを食う。屋久島以北の日本各地とユーラシア・北アメリカに分布する。
き-あげは: [2] 【黄揚羽・黄鳳蝶】 アゲハチョウ科のチョウ。開張約10センチメートル。はねは黄色の地に複雑な黒条があり,後ろばねには青や赤の斑もある。幼虫は青の地に黒い横縞が多数ある芋虫で,ニンジン・ミツバなどを食う。屋久島以北の日本各地とユーラシア・北アメリカに分布する。
くろあげは: 【黒揚羽・黒鳳蝶】 アゲハチョウ科のチョウ。開張約11センチメートル。全身黒色で後ろばねは下面外縁に橙赤色の三日月紋が並び尾状突起がある。幼虫はサンショウ・カラタチなどの葉を食べ,蛹(サナギ)で越冬する。本州以南の各地と東アジアに分布。
くろ-あげは: [3] 【黒揚羽・黒鳳蝶】 アゲハチョウ科のチョウ。開張約11センチメートル。全身黒色で後ろばねは下面外縁に橙赤色の三日月紋が並び尾状突起がある。幼虫はサンショウ・カラタチなどの葉を食べ,蛹(サナギ)で越冬する。本州以南の各地と東アジアに分布。
みかど-あげは: [4] 【帝揚羽】 アゲハチョウ科のチョウ。開張約7センチメートル。はねの地色は黒で,黄白色の斑紋列がある。幼虫はモクレン科の植物の葉を食べる。本州西南部・四国南部・九州から東南アジアにかけて分布。
もんき-あげは: [4] 【紋黄揚羽・紋黄鳳蝶】 アゲハチョウ科のチョウ。開張約12センチメートル。黒色で,後ろばねに大きな黄白色の紋がある。宮城県以南の日本からインドにかけて分布する。
あげ-どき: [2] 【揚げ斎】 (1) 最終年忌の法事。とむらいあげ。といあげ。といきり。 (2) 遺族が寺に出向いて経をあげてもらう簡単な法事。揚げ法事。