- 【阿漕】
※一※ (名)
三重県津市の海岸の辺りの地名。昔,伊勢神宮に供える魚をとるための禁漁域であった。漁師が密漁して捕らえられたという話が謡曲「阿漕」などにあるが,「古今六帖 3」の「逢ふ事を阿漕の島にひく網のたび重ならば人も知りなむ」に基づく後世の付会とされる。「阿漕が浦」「阿漕の島」などと和歌に詠まれた。((歌枕))
※二※ ①◎ (形動)
〔※一※ の歌・伝説から,しつこくずうずうしい意を生じたもの〕
(1)貪欲で無情なさま。強欲であく+もっと...
あこぎ 意味
例文
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- デミトリとジョプリンは あこぎな冷血漢で
- 何やその顔は ちったあこぎ手ばねぎらわんか
- 正室は近衛家熙の娘・安己君(あこぎみ)。
- 阿漕焼(あこぎやき)は三重県津市で焼かれる陶器。