あこだ 意味
- 【阿古陀】
「阿古陀瓜(ウリ)」「阿古陀形(ナリ)」の略。
例文
- 室町時代には、阿古陀形(あこだなり)という後頭部が膨れ上がった南瓜様の筋兜が流行した。
関連用語
あこだうり: 【阿古陀瓜】 金冬瓜(キントウガ)の一種。果実が黄赤色で平たく丸い。主に装飾用とする。紅南瓜。
あこだなり: 【阿古陀形】 阿古陀瓜の形に似た,上部のややくぼんだ,丸い形。 「―の兜(カブト)」
あこだ-うり: [3] 【阿古陀瓜】 金冬瓜(キントウガ)の一種。果実が黄赤色で平たく丸い。主に装飾用とする。紅南瓜。
あこだ-こうろ: ―カウ― [4] 【阿古陀香炉】 阿古陀形の火屋(ホヤ)付き香炉。
あこだ-なり: [0] 【阿古陀形】 阿古陀瓜の形に似た,上部のややくぼんだ,丸い形。「―の兜(カブト)」
あこだこうろ: 【阿古陀香炉】 阿古陀形の火屋(ホヤ)付き香炉。
あこ: 【吾子】 〔古くは「あご」〕 ※一※ (名) わが子。 「―の御宿世にて,おぼえぬ事のあるなり/源氏(須磨)」 ※二※ (代) (1)二人称。自分の子や目下の者を親しんで呼ぶ語。 「―をこそは恋しき御形見にも見るべかめれ/源氏(真木柱)」 (2)一人称。中世以降,子供が用いた。 「―が飯に打かけて食うた/咄本・昨日は今日」 ; 【彼所】 〔近世上方語〕 遠称の指示代
あこう: 【赤穂】 兵庫県南西部,播磨灘(ハリマナダ)に面する市。近世,浅野氏入封後,製塩業が盛んになった。浅野氏断絶後,森氏の城下町。現在,播磨臨海工業地域の一部。 ; 【阿衡】 〔書経(太甲上)〕 摂政・関白の異名。 〔「阿」は「よりかかる」,「衡」は「はかり」の意。王がこれによって公正を得る意。殷(イン)の大臣伊尹(イイン)の任じられた官名〕 ; 【亜綱】 生物分類上,綱に設けら
あこぎ: 【阿漕】 ※一※ (名) 三重県津市の海岸の辺りの地名。昔,伊勢神宮に供える魚をとるための禁漁域であった。漁師が密漁して捕らえられたという話が謡曲「阿漕」などにあるが,「古今六帖 3」の「逢ふ事を阿漕の島にひく網のたび重ならば人も知りなむ」に基づく後世の付会とされる。「阿漕が浦」「阿漕の島」などと和歌に詠まれた。((歌枕)) ※二※ ①◎ (形動) 〔※一※ の歌・伝説から,しつこくず
あこめ: 【吾子女】 少女を親しんで呼ぶ語。 「田中の井戸に光れる田水葱(タナギ),摘め摘め―/催馬楽」 ; 【衵・袙】 〔「間籠(アイコメ)」の転か〕 (1)中古の,男子の中着。束帯のときは下襲(シタガサネ)と単(ヒトエ)の間,衣冠のときは袍(ホウ)と単の間に着た。通常は腰丈で袴(ハカマ)の中に入れて着た。直衣(ノウシ)では,下着の衣をいい,出衵(イダシアコメ)とした。 (2)中古,女
あこや: 【阿古屋】 (1)愛知県半田市付近の古地名。 (2)「阿古屋珠(アコヤダマ)」の略。 (3)米の粉で作った小さな餅。阿古屋珠に形が似ることから。 ; 【阿古屋】 平景清(タイラノカゲキヨ)の恋人といわれる伝説上の人物。「あこう」とも。浄瑠璃「出世景清」「壇浦兜軍記(ダンノウラカブトグンキ)」などに登場。
あこ-め: 【吾子女】 少女を親しんで呼ぶ語。「田中の井戸に光れる田水葱(タナギ),摘め摘め―/催馬楽」
=あこう: 赤木
ここだ: 【幾許】 たくさん。たいそう。はなはだしく。ここば。 「み吉野の象山(キサヤマ)のまの木末(コヌレ)には―も騒く鳥の声かも/万葉 924」
こだい: 【古代】 (1)古い時代。遠い昔。 (2)時代区分の一。原始時代に続き,中世封建時代に先行する時代。世界史的には,階級と国家が発生し,普遍的な文明が花開く段階で,ギリシャ・ローマや秦・漢を典型とする。日本史では,一般に大和朝廷の時代から奈良・平安時代までをさす。 ; 【小鯛】 小さな鯛。また,鯛の幼魚。 ; 【誇大】 実際以上におおげさで,また素晴らしく見せかけるさま。 「―