あさくさがみ 意味
- 【浅草紙】
くず紙を再生した,色の黒い粗末な紙。落とし紙に使う。江戸時代,浅草山谷辺りで多く製造されたのでいう。
関連用語
あさくさ-がみ: [4] 【浅草紙】 くず紙を再生した,色の黒い粗末な紙。落とし紙に使う。江戸時代,浅草山谷辺りで多く製造されたのでいう。
いくさがみ: 【軍神】 戦いの勝利を祈念する神。武神。弓矢の神。古くから武甕槌神(タケミカズチノカミ)(鹿島神宮の祭神)・経津主神(フツヌシノカミ)(香取神宮の祭神)が尊崇される。鎌倉時代以後,不動明王・八幡大菩薩・摩利支天・北斗七星などもまつられた。
あさがみしも: 【麻上下】 麻布で作った裃(カミシモ)。江戸時代,武士の通常礼服であった。
あさくさ: 【浅草】 東京都台東区東部の地名。もと区名。特に,浅草寺(センソウジ)を中心とした地区を指し,旧浅草公園を六区分したうちの一つの六区は大衆娯楽街として有名。
あさくさ-じま: [0] 【浅草縞】 経(タテ)糸にくず生糸,緯(ヨコ)糸に綿糸を用いた紬縞(ツムギジマ)。八王子付近で産した。女物。
あさくさ-せん: 【浅草線】 都営地下鉄の鉄道線。東京都押上・西馬込間,18.3キロメートル。
あさくさ-でら: 【浅草寺】 浅草寺
あさくさ-のり: [4] 【浅草海苔】 (1) 紅藻類ウシケノリ目アマノリ属の海藻。内湾の潮間帯に生じる。紅紫色の薄い膜状体で,一層の細胞層よりなる。各地で養殖され,干して食用とする。むらさきのり。あまのり。 (2) ほしのり。 (名の由来は,古く浅草辺りでとれたからとも,浅草で干し海苔にしたからとも)
あさくさじま: 【浅草縞】 経(タテ)糸にくず生糸,緯(ヨコ)糸に綿糸を用いた紬縞(ツムギジマ)。八王子付近で産した。女物。
あさくさせん: 【浅草線】 都営地下鉄の鉄道線。東京都押上・西馬込間,18.3キロメートル。
あさくさでら: 【浅草寺】 ⇒浅草寺(センソウジ)
あさくさのり: 【浅草海苔】 (1)紅藻類ウシケノリ目アマノリ属の海藻。内湾の潮間帯に生じる。紅紫色の薄い膜状体で,一層の細胞層よりなる。各地で養殖され,干して食用とする。むらさきのり。あまのり。 (2)ほしのり。 〔名の由来は,古く浅草辺りでとれたからとも,浅草で干し海苔にしたからとも〕
あさくさ-たんぼ: 【浅草田圃】 浅草の新吉原遊郭の裏手にあった田。中たんぼ。
あさくさ-ぶんこ: 【浅草文庫】 (1) 寛永年間(1624-1644),紀州侯の藩医板坂卜斎(1578-1655)が浅草の邸内に作った文庫。 (2) 江戸初期,佐倉藩主堀田正盛(1608-1651)が浅草に作った文庫。 (3) 1874年(明治7),浅草蔵屋敷跡に開設された官立の文庫。文部省の東京書籍館の蔵書が移されたもの。84年太政官文庫に,現在は内閣文庫に移管されている。
あさくさ-オペラ: [5] 【浅草―】 大正時代後半に浅草の大衆劇場で上演された歌劇・喜歌劇。1917年(大正6)に興る。清水金太郎・田谷力三・藤原義江などが活躍,絶大な人気を博したが,関東大震災で衰滅した。