あさづきよ 意味
関連用語
あさ-づきよ: 【朝月夜】 あさづくよ
あさづくひ: 【朝付く日】 朝の太陽。朝日。 ⇔夕付く日 「―さすや岡べの草の葉に/拾玉集」
あさづくよ: 【朝月夜】 (1)明け方の空に残っている月。有明(アリアケ)の月。 「我が寝たる衣の上ゆ―さやかに見れば/万葉 79」 (2)月が残っている明け方。 「―明けまく惜しみ/万葉 1761」
あさづく-ひ: 【朝付く日】 朝の太陽。朝日。 夕付く日 「―さすや岡べの草の葉に/拾玉集」
あさづけ: 【浅漬(け)】 (1)野菜を短時日ぬかや薄塩で漬けること。また,その漬物。当座漬け。﹝季﹞冬。 (2)「べったら漬け」に同じ。
あさづな: 【麻綱】 麻で作った綱。
あさづま: 【朝妻】 琵琶湖東岸,天野川河口にあった港。今の滋賀県坂田郡米原町朝妻筑摩。
あさづみ: 【朝摘み】 朝早く摘みとること。 「―の苺(イチゴ)」
うすづきよ: 【薄月夜】 月に雲が薄くかかって,月の光がぼんやりとさす夜。おぼろ月夜。 「おもしろう松かさ燃えよ―(土芳)/猿蓑」
おぼろ-づきよ: [5] [4] 【朧月夜】 (「おぼろづくよ」とも) (1) おぼろ月の夜。おぼろ夜。 [季] 春。 (2) おぼろ月。「春の夜の―にしく物ぞなき/新古今(春上)」
ほしづきよ: 【星月夜】 (1)星の光で,月夜のように明るいと感じた夜。ほしづくよ。﹝季﹞秋。 (2)歌・謡曲などで,「鎌倉」「鎌倉山」を導く語。 「我一人鎌倉山を越え行けば星月夜こそ嬉しかりけれ/永久百首」の歌に基づく用法をいう。「明くるを待つや―鎌倉山を朝立ちて/謡曲・調伏曾我」
ほし-づきよ: [4] [3] 【星月夜】 (1) 星の光で,月夜のように明るいと感じた夜。ほしづくよ。 [季] 秋。 (2) 歌・謡曲などで,「鎌倉」「鎌倉山」を導く語。「我一人鎌倉山を越え行けば星月夜こそ嬉しかりけれ/永久百首」の歌に基づく用法をいう。「明くるを待つや―鎌倉山を朝立ちて/謡曲・調伏曾我」
ゆうづきよ: 【夕月夜】 〔古くは「ゆうづくよ」〕 月が出ている夕暮れ。また,夕暮れに出ている月。夕月。宵月。﹝季﹞秋。《むさゝびの鳴いて高野の―/松尾いはほ》
ゆう-づきよ: ユフ― [4] [3] 【夕月夜】 (古くは「ゆうづくよ」) 月が出ている夕暮れ。また,夕暮れに出ている月。夕月。宵月。 [季] 秋。《むさゝびの鳴いて高野の―/松尾いはほ》
よいづきよ: 【宵月夜】 宵に出ている月。また,月の出ている宵。