あさな-あさな 意味
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【朝な朝な】
(副)
朝ごとに。毎朝。あさなさな。
夜な夜な
関連用語
あさな: 【朝菜】 朝食のおかず。 「この川に―洗ふ児/万葉 3440」
あさなあさな: 【朝な朝な】 朝ごとに。毎朝。あさなさな。 ⇔夜な夜な
あさなさな: 【朝な朝な】 「あさなあさな」の転。 「うら恋し我が背の君はなでしこが花にもがもな―見む/万葉 4010」
あさな-さな: 【朝な朝な】 (副) 「あさなあさな」の転。「うら恋し我が背の君はなでしこが花にもがもな―見む/万葉 4010」
あさなぎ: 【朝凪】 海岸で朝一時,風がやむこと。陸風から海風に変わる時に起きる現象。﹝季﹞夏。 ⇔夕凪
あさなけに: 【朝な日に】 「あさにけに」に同じ。 「―みべききみとしたのまねば/古今(離別)」
あさなわ: 【麻縄】 麻糸を撚(ヨ)って作った縄。
あさな-けに: 【朝な日に】 (副) 「あさにけに」に同じ。「―みべききみとしたのまねば/古今(離別)」
あさな-ゆうな: ―ユフナ [4] [1] 【朝な夕な】 (副) 朝に夕に。いつも。
あさなゆうな: 【朝な夕な】 朝に夕に。いつも。
あさ: 【朝】 夜が明けてからしばらくの間。または,正午までの間。 「―が来る」「―早く起きる」 ; 【麻】 (1)クワ科の一年草。中央アジア原産。渡来は古く,古代から重要な繊維植物として栽培されてきた。茎は直立し,1~3メートルになる。葉は三~九枚の小葉からなる掌状複葉で,各小葉は披針形で縁に鋸歯(キヨシ)がある。雌雄異株。初夏,淡緑黄色の雄穂,緑色の雌穂をつける。雌株からは麻薬がとれる
あさ-あさ: 【浅浅】 ■一■ (副) (1) 浅いさま。うっすらとしたさま。「―と萌初(モエソ)めた麦畠は/破戒(藤村)」 (2) 軽く考えるさま。「父の詠をだにも―と思ひたりし上は/後鳥羽院御口伝」 ■二■ (名) (女房詞) 浅漬けの漬物。「なかはしより―まゐる/御湯殿上(天正一四)」
いさな: 【小魚・細小魚】 〔「いさ」は「いささ」の意か〕 小さな魚。こざかな。 「浅瀬行く―捕るとや/草根集」 ; 【鯨魚・鯨・勇魚】 クジラの古名。いさ。
おさな: 【幼】 □一□形容詞「おさなし」の語幹。 □二□「おさなご」に同じ。 「此―,…ちいさき手を合はせて/おらが春」
さない: 【嗩吶】 清楽(シンガク)に用いる木管楽器。チャルメラに類した七孔の縦笛。約42センチメートル。唐人笛。さとつ。 →さない【嗩吶】