あさ-がみしも 意味
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【麻上下】
麻布で作った裃(カミシモ)。江戸時代,武士の通常礼服であった。
関連用語
あさがみしも: 【麻上下】 麻布で作った裃(カミシモ)。江戸時代,武士の通常礼服であった。
いろ-がみしも: [3] 【色裃】 歌舞伎衣装の一。美しい染模様や縫模様のある裃で,「本朝廿四孝」十種香の場の勝頼,「絵本太功記」尼ヶ崎の場の十次郎など,時代物の若侍が用いる。
つぎ-がみしも: [3] 【継(ぎ)上下】 肩衣(カタギヌ)と別布の半袴を組ませたもの。江戸時代,武家の平服。
なが-がみしも: [3] 【長裃・長上下】 江戸時代,大名・高家(コウケ)・御目見(オメミエ)以上の武家の式服。麻の肩衣(カタギヌ)に同質・同色の長袴をつける。また,小刀を帯し,殿中形という扇を持つ。
はん-がみしも: [3] 【半上下】 同色の肩衣と半袴を組み合わせた上下(カミシモ)。江戸時代,目見(メミエ)以下の武士が出仕に着用し,庶民で礼服とする者もあった。
みず-がみしも: ミヅ― [3] 【水上下】 水色の上下(カミシモ)。切腹のときなどに着用した。
いろがみしも: 【色裃】 歌舞伎衣装の一。美しい染模様や縫模様のある裃で,「本朝廿四孝」十種香の場の勝頼,「絵本太功記」尼ヶ崎の場の十次郎など,時代物の若侍が用いる。
つぎがみしも: 【継(ぎ)上下】 肩衣(カタギヌ)と別布の半袴を組ませたもの。江戸時代,武家の平服。
なががみしも: 【長裃・長上下】 江戸時代,大名・高家(コウケ)・御目見(オメミエ)以上の武家の式服。麻の肩衣(カタギヌ)に同質・同色の長袴をつける。また,小刀を帯し,殿中形という扇を持つ。
はんがみしも: 【半上下】 同色の肩衣と半袴を組み合わせた上下(カミシモ)。江戸時代,目見(メミエ)以下の武士が出仕に着用し,庶民で礼服とする者もあった。
みずがみしも: 【水上下】 水色の上下(カミシモ)。切腹のときなどに着用した。
かみしも: 【上下】 □一□ ① (1)上(カミ)と下(シモ)。特に,舞台・川・身分など上と下のあるものの両方。 「ありとある―,わらはまでゑひしれて/土左」 (2)いろいろの事。諸事。 「―の事ども取沙汰すべき由承りて仕うまつり/今鏡(御子たち)」 □二□ ◎ (1)上衣と袴が共布でひとそろいの衣服。直垂(ヒタタレ)・素襖(スオウ)など。 「浅黄の―着たる翁の/宇治拾遺 12」 (2)
かがみしこう: 【各務支考】 (1665-1731) 江戸前期の俳人。別号,東華坊・西華坊・獅子庵など。美濃の生まれ。蕉門一の論客として俗語平談を旨として風姿風情を平易に説き蕉風の地方普及に尽力。美濃派の祖となった。著「葛の松原」「俳諧十論」「続五論」「本朝文鑑」「俳諧古今抄」など。
あさくさ-がみ: [4] 【浅草紙】 くず紙を再生した,色の黒い粗末な紙。落とし紙に使う。江戸時代,浅草山谷辺りで多く製造されたのでいう。
ひたたれかみしも: 【直垂上下】 直垂と袴が同じ布で仕立ててあるもの。