あさ-すず 意味
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【朝涼】
夏,朝のうちの涼しいとき。[季]夏。「―はいつしか過ぎて日かげの熱くなるに/たけくらべ(一葉)」
関連用語
あさすず: 【朝涼】 夏,朝のうちの涼しいとき。﹝季﹞夏。 「―はいつしか過ぎて日かげの熱くなるに/たけくらべ(一葉)」
あさすずみ: 【朝涼み】 「あさすず」に同じ。 「まだ―の程にわたり給はむとて/源氏(若菜下)」
あさ-すずみ: 【朝涼み】 「あさすず」に同じ。「まだ―の程にわたり給はむとて/源氏(若菜下)」
すず: 【篶・篠】 (1)「すずたけ(篠竹)」の異名。 「今夜誰―吹く風を身にしめて/新古今(秋上)」 (2){(1)}のたけのこ。すずのこ。 「此の―は鞍馬の福にてさぶらふぞ/著聞 18」 ; 【珠洲】 石川県北部,能登半島先端の市。景勝や温泉に恵まれた観光地。瓦などの製造でも知られる。 ; 【錫】 〔tin; (ラテン) stannum〕 炭素族元素の一。元素記号 Sn 原
あさ: 【朝】 夜が明けてからしばらくの間。または,正午までの間。 「―が来る」「―早く起きる」 ; 【麻】 (1)クワ科の一年草。中央アジア原産。渡来は古く,古代から重要な繊維植物として栽培されてきた。茎は直立し,1~3メートルになる。葉は三~九枚の小葉からなる掌状複葉で,各小葉は披針形で縁に鋸歯(キヨシ)がある。雌雄異株。初夏,淡緑黄色の雄穂,緑色の雌穂をつける。雌株からは麻薬がとれる
あさ-あさ: 【浅浅】 ■一■ (副) (1) 浅いさま。うっすらとしたさま。「―と萌初(モエソ)めた麦畠は/破戒(藤村)」 (2) 軽く考えるさま。「父の詠をだにも―と思ひたりし上は/後鳥羽院御口伝」 ■二■ (名) (女房詞) 浅漬けの漬物。「なかはしより―まゐる/御湯殿上(天正一四)」
あさあさ: 【浅浅】 ※一※ (副) (1)浅いさま。うっすらとしたさま。 「―と萌初(モエソ)めた麦畠は/破戒(藤村)」 (2)軽く考えるさま。 「父の詠をだにも―と思ひたりし上は/後鳥羽院御口伝」 ※二※ (名) 〔女房詞〕 浅漬けの漬物。 「なかはしより―まゐる/御湯殿上(天正一四)」
あさな-あさな: [4] 【朝な朝な】 (副) 朝ごとに。毎朝。あさなさな。 夜な夜な
かすず: 【糟酢・滓酢】 酒粕からつくった食酢。
さく-すず: 【拆鈴】 (枕詞) (「拆鈴」は,口の割れた鈴の意) 地名「五十鈴(イスズ)」にかかる。「神風(カムカゼ)の伊勢の国の百伝ふ度逢県(ワタライノアガタ)の―の五十鈴の宮にます神/日本書紀(神功訓)」
さすず: 【砂錫】 花崗岩(カコウガン)や鉱脈から風化によって分離されたスズ石が,砂や礫(レキ)とともに堆積したもの。スズの原料鉱石。マレー半島からバンカ島・ビリトン島にかけての地帯が世界最大の産地。流錫(リユウシヤク)。
さ-すず: [0] 【砂錫】 花崗岩(カコウガン)や鉱脈から風化によって分離されたスズ石が,砂や礫(レキ)とともに堆積したもの。スズの原料鉱石。マレー半島からバンカ島・ビリトン島にかけての地帯が世界最大の産地。流錫(リユウシヤク)。
すずか: 【鈴鹿】 三重県北部の市。古く伊勢国府・国分寺が置かれた。近年,自動車・機械・電機などの工場が立地。日本最初の国際自動車レース場の鈴鹿サーキットがある。
すずき: 【鈴木】 姓氏の一。 ; 【鱸】 スズキ目の海魚。全長90センチメートルに及ぶ。体形はやや長く,側扁する。背面は青黒色で,腹面は銀白色。近海魚で,夏季に若魚は海水の混合する河川にも上る。釣りの対象魚で,初秋に美味。幼魚をコッパといい,成長するにしたがって,セイゴ・フッコ・スズキと呼び名が変わる出世魚。日本から朝鮮・中国の沿岸に分布。﹝季﹞秋。
すずこ: 「すじこ(筋子)」に同じ。